電車の撮影のため無断で他人の敷地内に立ち入り、あろうことか撮影の障害となる桜の木を無許可で伐採した疑惑や、その後も電車撮影を妨害したとの理由から母親から子供を取り上げて土下座謝罪させるなど、鉄オタの一ジャンル「撮り鉄」による騒動が続いている。
その結果、東横線渋谷駅の閉鎖をカメラに収めようとする撮り鉄たちの撮影を、ネット住民らで妨害しようという炎上イベントにまで発展。その後は騒動も沈静化となっていたかに思われたが、またも「撮り鉄」らによる騒動を巻き起こっているようだ。
まず問題視された撮り鉄は、ある画像をTwitter投稿した中学生だ。「鉄専用車両」と記された脚立を電車内に持ち込み、窓から乗り出すなどして撮影。さらに注意を行った電車内の一般乗客に対して「偽善乙」などと悪びれない様子を記した。
この騒動では該当中学生の在籍中学校だけでなく、進学予定の高校なども判明してしまい、現在「推薦入学取り消し」を求める運動まで起きる事態となっている。さらに、寝台特急「ゆうづる」の撮影に挑む「撮り鉄」同士が「もっと頭下げて」「おい! どけつってんだろぉ!」「誰だフラッシュ炊いたヤツ!」「フラッシュ炊くなつってんだろうが!」と罵倒しあうトラブル動画が話題を集めている。
問題の動画後半では罵倒もエスカレートし、運転手に向けて「運転手さ~ん。減光してくださ~い」「撮影のじゃますんなよお前!」「運転手さん電気を減光にしてくださ~い」「警笛のサービスとかいらないから!」「警笛で返さないでよ!」と無茶な注文が大声で投げかけられている。
動画内には終始、だみ声で罵声を叫び続けているものがおり、彼に対してはネット上から「怒鳴ルド」とのニックネームまで与えられている。今回の騒動によって、改めて「撮り鉄問題」の議論が加速しそうだ。
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Written by ニポポ
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