路上は自由の場所...(SNSより)
届け出を行わず違法に路上ライブを行う女性が、退去を求める警察官の声に応じ撤収作業を進めていると、男性がこの女性に声をかけCDを1枚購入。即座にそのCDを路上に落とし踏みつけるという動画がSNS上に投稿されると、瞬く間に「歪んだ正義感」として拡散されることに。
このCDを踏みつけた男性が日頃から違法路上ライブを行う男女に対し、同じような妨害工作やイヤガラセ、厳しい口頭注意などを行っていたことも明らかになっていた。
そして今回、該当の男性が本日放送の「ビビット」(TBS系)にVTR出演し、持論を展開したため再び論争が巻き起こる形に。
番組内で男性は、
「動画を公開するにあたって、予想はできていた」
と炎上騒動自体を振り返り、それでも
「路上ライブを許可なしでやっている方を辞めさせたい。撲滅というと過激ですけど」
「少し逸脱しているとは思っています。ただ、そこまでしないと分かっていただけない現状がある。僕の中での正義感で動いている感じ。必要悪」
と自身の行動に対する信念と正当性を主張。
また、CDを割られた女性に関しても「テレビにも出られて名前も出してもらって。言い方は良くないですけど、悲劇のヒロインというか。最終的には自分の所に還元されている」と同じく自身の行動から発生したメリットに対する主張があったため議論が加速することに。
「あいつが悪いから俺は何をしてもいい論者の幼稚性といったらないわな」
「法に触れないからと女性専用車両に乗る運動してる人と同じニオイがする」
「わざわざこんなことするって」
「この男が最低のクソ野郎ってのは当然だが、 やっぱりルール(法)は守れよなと思う」
上記のように男性の歪んだ正義感やヤリすぎ感、には強い憤りの声が寄せられているが、一方で「そういうことも覚悟してやるのが路上だろ、路上は戦場だ」「いつか評価される日が来る 俺は支持するぞ」「変に言い訳したりせずブレない姿勢は凄く良い」「海外は路上ライブ禁止にしてるとこ多いしな」といったある種の理解を寄せるものも一定数いる様子。
男性のテレビ出演で再び論争となることになった違法ライブ妨害騒動。これに端を発し同様の行為に走るものが出てこなければ良いのだが。(文◎編集部)
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