国会が閉会中の永田町でいま熱いものといえば、「国民連合政府」を提唱している共産党の志位和夫委員長と維新の党の分裂騒動でしょうか。いろんなメディアで嬉々として持論を語る志位さんは、まるで「国民連合政府」を売るセールスマンのように見えなくもない。
でも生活の党の小沢一郎代表や社民党の吉田忠智党首は、「それ、いいやん!買うわっ!」と前のめりですが、民主党の岡田克也代表や維新の党の松野頼久代表なんて、「どうしようかなあ、買おうかなあ。とりあえず、ちょっとそこに置いといて」くらいの感じですね。ですから、「熱い」といっても温度にムラがあるわけです。
一方で維新の党の分裂騒動は温度にムラはありません。東京でも大阪でも熱い!とりわけ大阪では、沸点を通りこしているんじゃないかと思う時がありますが、大阪の平熱は沸点より高いようですから。まあ普通か。
しかし維新の党って、どうしてこうなっちゃったんでしょう。いろいろ原因を考えてみました。まず党内の猛反対にも拘わらず、柿沢未途前幹事長が山形市長選に応援に行っちゃったことです。さくらんぼの美味しい季節にはちょっと外れましたが、苦労さまでした。ご褒美として肩書きの「幹事長」に「前」が付きました。そして大阪系の議員たちから、散々罵倒されました。ああ、ちっとも有難くありません。
しかもよーく考えたら、柿沢氏の山形入りなんて、党の存亡に何の関係もありません。本当のリーサルウィーポンはSAYURI。といっても、チャン・ツィイ―がチャイニーズ・ジャパニーズのナンチャッテ芸妓にしか見えないあの映画ではなく、チャン・ツィイ―の美貌を100としたら、最大に見積もって0.7くらいの上西小百合氏です。ちなみに日本女性の平均値は15くらいでしょうね。ご参考まで。
あの方が除名騒動を起こさなければ、5月の住民投票で大阪都構想は可決されていたという話です。確かに賛成派が優勢でしたものね。一説には「あれで5万票が反対に流れた!」と言われていますが、ご本人は「私にはそんな影響力はない!」と柄にもなく謙遜していらっしゃったとか。
いえいえ、貴女様は選挙で5万票獲得するのは無理でしょうけど、5万票を減らすことなんぞ、まばたき一回でできますよ。
思えば都構想が否決されたために、橋下徹大阪市長が任期満了で政界引退することを宣言。さらに江田憲司氏が維新の党の代表を辞任しちゃったんですから、この影響は甚大ですよ。さらにこれらが今の維新の党の混乱に繋がっているのですから。
その存在で国を傾けるほどの美女は歴史に多数存在します。ヘレネはトロイ戦争の原因になり、楊貴妃は唐を衰退させました。で、政党を傾けるのは美女なのか?うーん、1億年ほど考えさせて下さい......。
Written by 安積明子
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