「2股」は時々聞きますが、「3股」というのはちょっと珍しいですね。4月20日発売の週刊新潮が報じた中川俊直経済産業大臣政務官の女性スキャンダルです。もう大臣政務官は辞任しちゃったから、正確には「前大臣政務官」でしょうか。どっちでもいいけどこの中川議員、3月にフライデーで「同僚議員」の前川恵衆院議員との「不倫疑惑」が報じられたばかりなんですけどね。
でも今回はすごいわよ! だって「重婚ウエディング」しちゃったんだから! しかも中川議員は、国会議員としておそらく前代未聞の「ストーカー登録」されちゃっていたんだから!
それよりなにより驚いたのは、女性が提供したと思われる、鏡の前で中川議員が全裸で仁王立ちしている前に愛人の女性がポーズを決めてしゃがんでいる写真ですわ。あんなの、本当によく撮らせたなあ。これまで決裂した愛人から週刊誌に提供されたこの手の写真の例は数知れず。あの山拓さんだって、愛人にヌード写真を暴露された記事で政治生命を失ったんじゃないですか!不用心にもほどがありますよ。
それでいて中川議員、変なところには用心していましてね。重婚ウエディングのためにハワイに行く時は、中川議員はビジネスクラスで女性はエコノミーと別々のシート。しかも宿泊先は日本人が多い5つ星ホテルを避けて3星ホテル。結局、単にケチってるだけやろっ!! と突っ込みたくなりましたわ。この時、女性はティファニーの指輪をもらったらしいけど、そんなのでチャラにしたらあきません!
そもそも「議員になってからも、お昼に百貨店で買い物をしたり手を繋いだりとても仲の良いカップルで」って、もっと真面目に国会議員の仕事しろや!
そしてこの"バカップル"の破局の原因が、フライデーが報じた前川議員との"史上最強バカップル関係"だったというのがまあホントに皮肉というしかないですなあ。
記事はホントに笑えるところが満載です。たとえば前川議員の存在を知った女性が問い詰めた時、中川議員は「顔とかは可愛くないけどね」と"本音"を漏らしたり、前川議員が中川議員に「私と付き合えば首相になれるけど、別れれば首相になれない」と喋ったりで......。でも前川議員と付き合ったから「不倫連鎖」が発覚したわけで、つきあえば首相になれるという上げ●○どころか、史上最悪の下げ●○ですわな。
また3股を「スリルに燃える」と言った中川議員に女性が「そんなにスリルを味わいたかったら、週刊誌の知り合いに話す」と怒れば、「そんなことされたら、僕は死んじゃう。死んで償うからそれだけは」と中川議員は懇願。でも週刊誌に話しても話さなくても死ぬんだから、女性は言っちゃったわけです。まあ世の中、そんなもん。
そして女性とは「男女の関係があった」と言う中川議員に編集部が「性交渉をする仲だということか」と尋ねると、「男女の関係です」と再度答える中川議員。ちょっとちょっと、それが「性交渉する仲」という意味なんですけど。
ということで、19日お昼に週刊新潮の早刷り記事を入手し、大笑いしながら読みました!これ、すごく面白い! 同時に2冊の購入をお勧めします。もちろん1冊は保存用として!
Written by 安積明子
Photo by Georgie Pauwels
【関連記事】
●【中川俊直で揺れる安倍政権】議員同士の密会不倫は許すが"長靴"は許さない?
●日本維新の会・足立康史に手を焼く官僚の嘆き「民進の玉木さんが好きすぎて...」
●小池都知事の汚点?都民ファーストの会代表が豊島区職員を恫喝して病院送りに