『生きざま』より。本当に絵本作家を目指すのか?
元横綱貴乃花の花田光司氏(46)が、昨年10月に日本相撲協会を退職後に政界進出の意向を兄弟子の元関脇貴闘力氏(51)に話したことが一時期あったそうです。21日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に元関脇貴闘力氏(51)が生出演して語りました。
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辰巳琢郎氏に大阪府知事選挙出馬を自民党が打診したものの、一回前向きに検討した辰巳氏が断ったということも最近は話題になりました。
「党公認の看板を借りるだけで、資金面の負担は候補者本人にのしかかりますから。有名人候補は、スポンサー、タニマチがついていない限りは特に厳しいでしょう。選挙区支部長にならない限りは、党からまとまった予算ももらえないというのが政界の実状です」(政界関係者)
外部と内部では、イメージの食い違いも少なくないようです。
「党名を印籠のように使えるという驕りが一部の政党関係者にはあり、有名人が公認候補になれば、その友人のタレント等が応援演説に来てくれると安直に思っている人も少なくありません。しかし、有名人も忙しいですから、それなりのギャラを渡して仕事にしなくては、応援演説には来てくれません。また、親しくてもメリットがないと協力してくれません」(政党関係者)
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さらに、政党の党員を集めるノルマも、ファンがいる有名人だと過度に期待されてしまうのも負担になるそうです。
「政治素人の有名人には、秘書やスタッフを党から紹介されますが、公認をもらえなかった議員崩れだったり、複数の派閥から人員だけ出されて足の引っ張り合いをしたりします。有名人だからいきなり公認候補になったことへの嫉妬もあります」(元議員秘書)
相撲協会内でも嫉妬や足の引っ張り合いがあったのに、それよりも魑魅魍魎が蠢く政界は負担が大きかったのかもしれません。(文◎土竜妹子)