映画「HUGっと!プリキュアふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ」オリジナルサウンドトラックより
女児向けアニメシリーズながらも、社会問題や深い人間関係に切り込む姿勢が大人も引き込む内容となっており、評価も高いプリキュアシリーズ。
現在放送中の「HUGっと!プリキュア」はブラック企業問題やシングル家庭、子育てと仕事の両立といったテーマを盛り込む意欲作だ。
そんな「HUGっと!プリキュア」第42話「エールの交換! これが私の応援だ!!」の放送内容が波紋を呼んでいる。
なんと、男の子キャラであるフィギュアスケーターの若宮アンリが「キュアアンフィニ」としてプリキュアに変身してしまったのだ。
これまでにも「男らしさ」や「女らしさ」という考え方自体に問題提起していたキャラクターだけに、ジェンダーに囚われないプリキュアの誕生として大きな話題に。
「男の子プリキュア爆誕」
「LGBT意識してやろうなこれ」
「おまえらもまたプリキュアなんだよ」
「男でも美少年じゃないと駄目だから...」
と男の子プリキュアの誕生自体も議題にはなっているのだが、「キュアゴリラって前例があるしなあ」といった意見も目立った。
これは「スマイルプリキュア!」第17話でお笑いコンビ「FUJIWARA」の原西孝幸氏が変身シーン付きで「キュアゴリラ」にという一幕をさしているのだが、さらにこれらが話題になると、「キュアゴリラなら観客のモブにいるよ」「キュラゴリラしれっと居てくさ」「キュアゴリラ先輩おひさしぶりです」と男の子プリキュア誕生の場となったフィギュアスケート会場の観客として、原西氏が紛れていることが判明し改めて話題に。
これについては「スタッフ神かよ」「男がとうとうプリキュアになったというシーンの観客席にキュアゴリラが居るというのはずるいと思う」「今日の場合客席にキュアゴリラがいたってのが これと同じ枠ってのを暗示しているんだと思う」といった称賛の声や深読みコメントも送られている。
この流れを見る限り、シリーズの展開とともにさらなる画期的なプリキュアキャラクターの誕生というシナリオも想定できそうだが、このようなユーザーを飽きさせない構成もプリキュアシリーズの大きな魅力となっているのだろう。(文◎編集部)
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