女児向けアニメの王道を歩みながらもシリーズごとにカラーの違った切り口、さらには社会問題や対人関係、家族のあり方などを盛り込むことで保護者からの支持も根強いプリキュアシリーズ。そんなプリキュアシリーズの最新作である「HUGっと!プリキュア」には、ブラック企業問題や子育て問題、マタニティハラスメントといった社会問題が取り入れられており、保護者からの支持はうなぎ登りとなっていたのだが...、思わぬグッズ展開から潮流が変わることに。
「もうこれ革命だろ」 今作の『プリキュア』が攻め過ぎてて胸が痛い......との声多数!
今回一部で問題視されることとなったのは、発売が発表された「HUGっと!プリキュア HUGっと!おやすみ~抱き枕カバー」。
劇中のプリキュアキャラクターが描かれた等身大のカバーを抱きまくらにかぶせることで、添い寝が出来てしまうという商品だ。
このグッズ展開の発表には以下のようなクレームが寄せられることに。
「たしかに、プリキュアと一緒に寝たい子供もいるはず。でも8,000円する枕を子供に買い与える親がどれだけいるんだ? 明らかに、大人向けのカカクセッテイ&商品開発でしょ。やめなよ。これ欲しがっている人みんな男性ですよ。誰が買うかわかってやってますか? こどものためのものを男性の性的嗜好を満たすために使わないでください。8,000円という値段からもリプからも成人男性が消費者層なのはわかるし、抱き枕は性的に消費される」
上記のようなクレームは現在も一部で加熱しているため、これらに「じゃあお前らが金出して支えてやれよと」「そろそろ性的に消費とかいう言葉をとりあげないと」「ロクに金も出さないガキどものものなわけねーだろ、誰が支えてると思ってんだ」と対抗するものも現れ騒動に発展。
これらの争いを冷静に眺めるものからは以下のようなコメントが寄せられている。。
「商品化は自由なんだろうけど、これはちょっとキモい」
「たっか」
「制作サイドにも問題あるんじゃないですかね?」
「プリキュアは好きだけど、こういうのは買わない」
「おっさんから金引き出して女児のためのアニメ作ってもらってるのに」
「確かに値段もそうだけど子供向けなら一回り小さくしないとおかしいわ」
「これが何年も当たり前のように行われてたの異常だよ」
過去には成人男性の消費も「大きなお友達」とネタ的に扱われていた部分が大きかったが、昨今では時流もあり抱きまくら製品化に対するクレームを支持する声が大きくなっている様子。
たしかに売上で言えばこういった商品がドル箱なのかもしれないが、そのようなアイデアに頼らなくても良い作品作りができれば最高なのだが。(文◎編集部)
【関連記事】
●「もうこれ革命だろ」 今作の『プリキュア』が攻め過ぎてて胸が痛い......との声多数!
●辻希美はなぜ"何をやっても"叩かれる!? その裏にある辻の「したたかな戦略」に世間は気付いていない