週刊プレイボーイ2012年11月5日号
所属事務所から独立するにあたり芸名を「能年玲奈」から改名した女優のん(25)が、元所属先のレプロエンタテインメントに独立騒動の謝罪と再びマネジメントをしていたことが一部、報道されました。本サイトも事実関係を確認しています。
「事務所の力が強いと、独立して頑張っていこうとしても圧力がマスコミにもかかり、活動しにくくなりますから、お気の毒です。解散したSMAPに関しても、ジャニーズ事務所が『元SMAP』使用禁止令をマスコミに出しました。元SMAPは香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛の同志と飯島三智さんの結束で仕事を展開しているのは素晴らしいです。
一方、バーニングから独立した小泉今日子さんは、『不倫彼氏の運転手をしながら、煙草の量が増えている』とか、『老眼鏡を手放せない』等と週刊誌に悪意的に書かれる始末」(スポーツ紙デスク)
「自分の助言を守らなかったから」 女優・のんに対して数年にわたり嫌がらせをしていた男を実名報道
仕事を展開していくためには、業界内の政治力というのが、外の世界の想像を絶するほどきついと言われています。知名度があるタレントが独立した際にマネジメントしていたマネージャーは、
「大手事務所のタレントばかりのテレビの現場で、他のマネージャーからのイジメもひどいです。なんでオマエみたいな小さな事務所がいるんだって 面と向かってバカにされて、ロケ現場のマネージャー控え場所での居場所がなくなります。
テレビ局や広告代理店、キャスティング会社は、大手事務所にしかオーディション情報を流さないし、営業に行っても、アポイントを取れず、面会を断わられ、ADや事務スタッフにプロフィール資料を預けても、マネージャーが帰ったらすぐにゴミ箱かシュレッダー行きです」
ずいぶん差別的な現場と言えます。そのような状況では独立・活動しても仕事は難しく、タレントはためらいます。
しかし、寡占状態のパワハラ的な状況は明らかにおかしな状況です。芸能界の浄化も必要なのではないでしょうか。(文◎土竜妹子)
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