過去に発生した自殺、事件、事故など曰くつきの物件をGoogleマップ上に配置する事故物件公示サイトとして人気を博す「大島てる」のイベントが、11月10日ロフトプラスワンにて開催された。チケットは前売り開始後即座に完売となり、テレビ撮影にも3番組が駆けつけるという注目度だった。
「大島てる」サイトは大島学氏が中心となり情報を収集するサイトだが、その情報収集方法は非公開とされており、一部公開された収集方法によると「トラブルなどから開示閲覧が可能となった裁判書類から」だという。そのため、無用なトラブルは起こさないほうが良いと同氏は語っている。また、サイト設立の経緯としては「自分が事故物件に住みたくないから」という個人的な理由であることも明かされた。
第二部では、現在も事故物件に住んでいる最中だというお笑い芸人、松原タニシ氏による事故物件の内部映像が公開された。こちらでは怖がることのないタニシ氏をサポートするかのような「オーブ」の出現が印象的だった。
しかし、最もイベント上の「事故物件」となってしまったのは、同じく第二部に登場した『ホームレス大百科』の著書で知られる村田らむ氏が公開した危険過ぎる画像の数々だろう。らむ氏は「事故や事件だけが事故物件ではない。ゴミ屋敷はもっと酷い」とその内部画像を公開した経緯を説明した。
そこに写しだされたのは「尿をペットボトルに貯め続けたゲーマーの末路」「体調を心配する母の手紙の下にハメ撮り写真を隠す男性」「ネットで知り合った男に騙されながらゴミを貯め続ける163センチ70キロの女性」「ハーブティーのように複数のゴキブリが水死するティーポット」「ゴミの底でインコを飼い続ける夫婦」など、およそ常人には理解できない異様な光景が広がっていた。
いずれのゴミ屋敷も床や壁、風呂場やトイレ、台所が目を覆いたくなるような惨状となっており、写真では伝わらない『臭い』の除去に数ヶ月を要する事例もあるという。
最終的には大島学氏の見解により、「ゴミ屋敷」は定義と情報の収集や開示が難しいため「事故物件」扱いとはならなかったが、間違いなく「事前にわかっていれば入居を辞退する」案件であることは間違いない。
また、参考資料としてらむ氏が樹海でみつけた"何か"の画像を公開してくれたのだが......。
この"何か"についての明言は避けるが、撮影に駆けつけたテレビクルーらは「放送では、第二部は無かったことになるだろう」とその危険過ぎる『事故』を嘆いていた。
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Written by ニポポ
Photo by Robert Scoble
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