休みが来るのが恐ろしい(写真はイメージです)
平成最後の師走も残りわずかということで、筆者もいそいそとお正月の準備に勤しんでいます。いろいろと食べたい物をスーパーで見繕っていると、やはり目につくのはお正月コーナー。年末になると取ってつけたようにこれでもかとデコレーションされていき、「あー、今年も終わるんだ」と実感させられます。
そこで今回はお正月の定番商品についてのデータを調べてみることにしました。
グラフ1はお正月でよく口にすると思われる「おもち」「すし(弁当)」「牛肉」「お酒」の支出額を表したデータです。月ごとの支出額について、2015年(青)・2016年(橙)・2017年(緑)の3年間をまとめたものとなります。
総務省統計局「家計調査」のデータをもとに、筆者がグラフ化しています(クリックで拡大)
何というか、「もち」がダントツでスゲー。12月の支出額はほかの月の10倍近くまで跳ね上がっています。昔に比べると「もち」を年末に食べることが少なくなってきたなという実感があったのですが、いまだに正月の定番であることは間違いないみたいです。
牛肉とアルコールについても、やはり12月になると大幅に増加。年末に焼き肉やすき焼きでお酒を、というご家庭が多いのでしょう。一方で、「ハレの日に」というイメージのあるお寿司は年末だけ増加するということはないようです。
また、このほかですと「かまぼこ」や「みかん」なんかも年末に増加傾向を見せていました。昔に比べて食生活は大きく変わりましたが、「お正月らしさ」を踏襲する家庭は未だに多いということでしょう。
ちなみにですが、「おもち」「牛肉」「お酒」というラインナップはどう考えても太るんですよね~。とくにお正月はダラダラして運動量も少なくなるわ、睡眠時間も長くなるわで、〝食っちゃ寝〟という不摂生な生活になりがちです。ということは、こちらも定番中の定番である〝正月太り〟という惨状が待ち構えているということじゃないですか。
そこでグラフ2を見てみましょう。
出典はドコモ・ヘルスケア調べ。出典元が作成したグラフを転載しています(クリックで拡大)
2016~2017年にかけての1年間の体重変化を調査したデータですが、男女ともに年明けになると体重は右肩上がり。とくに男性は年間の最大値を1月の3週目にたたき出していて、同性である筆者も他人事ではありません。
今年のお正月は暴飲暴食をなるべく控えて、意識して体を動かしてみようと硬く心に決めました。(文◎百園雷太)
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