ビジュアル系ロックバンド「Ｊａｎｎｅ　Ｄａ　Ａｒｃ」はなぜ解散したのか　ファンが囁く黒い噂

何があったのか!?『SINGLES 2』より

　ビジュアル系ロックバンド「Janne Da Arc（ジャンヌダルク）」が解散をバンドの公式サイトで発表した。

「実力派のバンドとしてデビュー前から注目していました。1999年のメジャーデビュー後、ビジュアル系バンドシーンの頂点に立ちましたが、2007年から事実上の活動を休止し、メンバーが別々の活動を行なっていました。Vocalのyasuはソロプロジェクト　Acid Black Cherryで大成功して、DAIGO・LUNA SEA・X JAPANのSUGIZOなどの有名アーティストとのコラボで全国ツアーをしたりしていましたが、他のメンバーとのバンド内格差は大きかったようです」（音楽ライター）

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　事務所のホームページによれば、昨年、Janne Da Arc新作のアルバム発表やライブツアーを準備していた矢先に、ベーシストのka-yu宛ての内容証明郵便が弁護士事務所から所属事務所に届いた。

　社会的正義に反する内容で、事実関係が曖昧なままプロジェクトを遂行することは差し控えるべきとの事務所が判断したところ、3月31日付でka-yuが脱退を表明したのでバンドの解散が確定したとのこと。詳細は裁判で係争する可能性があるので、事務所は公表を控えている。しかし、インターネット上や業界関係者の間では黒い噂で持ち切りだ。

「複数の女性と深い関係になって、金銭を要求したり、お金を用意できない女性に風俗の仕事を紹介したりしていたとのことで、被害者の会のようなものもできているので、穏やかではありません。昔から、ヒモのようなミュージシャンは少なくありませんが、最近は、ビジュアル系ファンの掲示板や被害者集団訴訟のプラットフォーム等で被害者同士が手を組みやすくなっているので、悪事は制裁を受けやすくなっています」（音楽ライター）

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　真相は裁判で明らかになるであろうが、才能ある唯一無比のバンドだったゆえに一人のメンバーの問題に起因した残念な終わり方だ。（文◎青空のぞみ）