●党首8人が本音でバトル? 謎のスピリチュアル党首討論会
話題性のある人物の守護霊をいち早く口引きし、即座に書籍出版してしまうという幸福の科学率いるエル・カンターレ大川隆法総裁先生(※書籍発行数でギネスブック記録を更新中)の動きが慌ただしい。
最近になり討論や対談型の口引きという新技を編み出していたが、更なる進化を見せ、現役の国会議員、それも各政党の党首8人の同時口寄せという手法で党首討論会を開催した。ちなみに8人の内1人は、身内といえる幸福実現党の釈量子代表。
口寄せに参加させられたメンバーは以下の通り。幸福実現党・釈量子党首、自民党・安倍晋三総裁、公明党・山口那津男代表、民主党・海江田万里代表、日本維新の会・橋下徹共同代表、みんなの党・渡辺喜美代表、共産党・志位和夫委員長、社民党・福島瑞穂党首という面々だ。
民主党海江田代表からは「アベノミクスは俺がやりたかった」、共産党志位委員長は「社民党なんていらない。うちだけで十分」、福島瑞穂は「北朝鮮の拉致は日本語を学びたいという善意」といった霊言(本音)を引きだし、身内の釈量子代表も「中国船が近づけないように機雷を敷設」というトンデモナイ"本音"をさらけ出されてしまった。
●フィリピンの台風被害を起こした守護霊にも本心聞いてみる!
そうかと思えば、エル・カンターレ大川隆法総裁先生は、さらに気になる守護霊の本音も聞き出している。
11月8日、上陸時にも中心気圧895hpaという過去に類を見ない猛烈な台風30号「ハイヤン」に直撃されたフィリピンでは、これまでに5500人の死亡が確認され、現在も1757人が行方不明、負傷者は2万6千人を超える状況となっている。現地では復興やライフラインの確保がままならず、150万人の子供が栄養失調の危機にあり、虐待や性暴力の被害に晒される危険性も高まっている。この状況に黙ってはいられないと、幸福の科学率いるエル・カンターレ大川隆法総裁先生が立ちあがったのだ。
早速、大川隆法総裁先生が台風を起こした霊的存在に呼びかけると、該当の霊的存在は自らを「フィリピンの神」と称し、今回の台風について「神などいない、人間は何でもできると考えている無神論・唯物論者に対し、天変地異を通して目に見えない存在を感じさせようとした」とその"犯行動機"を引き出すことに成功した。
さらに、「フィリピンの神」は自国の国防体制の脆弱さを嘆いており、南沙諸島からフィリピン本土までも狙う中国の思惑を自国民に知らしめ、国防意識と防災意識を高める狙いがあったと続けている。
また、今回の被害で迅速に自衛隊の大規模派遣を行った日本への感謝、今後のアジアにおける日本の役割の重要性に言及するなど、最終的にはお決まりの中国バッシングとネトウヨ的な日本持ち上げに落ち着いた。
どのような問題発言も"台風の目"的な立ち位置から、悠々と青空を見つめ続けるエル・カンターレ。彼の元へ猛烈な台風の如き批判が訪れることは、いまのところなさそうである。
Written by ニポポ
Photo by james.gordon6108
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