【社会】出演母娘とオフ会？満島ひかり、広末涼子が演じて脚光を浴びる「シングルマザーの恋愛」最新事情

　満島ひかりが、夫と死別し幼い子ども２人を女手ひとつで育てる母親を演じる社会派ドラマ『woman』（日本テレビ）。

　そして、子ども３人を残し父親が失踪後、偶然出会った年下男に恋をする母親を広末涼子が演じるドラマ『スターマン・この星の恋』（フジテレビ）――。

　これらドラマの共通点は、どちらも「シングルマザー」が主人公であることだ。
　

１クールに２本もテーマにされるほど注目を集めている、「シングルマザー」という存在。

　彼女たちの社会的地位向上を狙ったものと思われるが、現実はやはり、そう上手くはいかないという。

　昨年夫と離婚した、５歳児のシングルマザー・Aさん（36）が嘆く。

「いくら自治体が『支援する』と言っても、メディアが『シングルマザーは大変なんです！』と声を上げても、実際には何の影響もない。結局、父親が必要なんです。でも、それが一番難しい。自然に出会って恋愛してってのは子どもがいるからムリ、条件がモノを言う結婚相談所や婚活パーティなんて、もってのほか」

　そんな中、女児持ちシングルマザー限定の画期的な婚活があるという。

　ここに１本のDVDがある。

　可愛らしい少女が水着を着て、オトナの女性とキスしてるパッケージ......。

　その手の趣味の人に直撃しそうなこのDVD、タイトルは「業界初　親子共演作　可愛い娘を持った気分になれるバーチャルDVD『母娘KISS～るなちゃん６才の休日』」。

　なんでも、「未婚率急増の日本において、家族の素晴らしさを疑似体験できる」のだという。

　その内容はというと、寝起きからお着替え、動物園、水鉄砲遊び、お風呂シーンなど、父親目線で見ることができる。

　出演しているのは本物の母娘。

　そのせいか、通常の低年齢少女出演DVDとは違った、少女の天真爛漫な笑顔や、普段通りの無邪気な仕草など、警戒心ゼロな様子が見受けられる。

　さらにパッケージ内には「るなちゃんママオフ会応募券」が同封されており、応募すると出演母娘と会うことができるというのだ。

　シングルマザー側は手っ取り早いアピール材料になり、男性側は望んで２人に出会いに行くのだから、通常の婚活と比べ物にならないくらい効率的だ。

　この「擬似家族婚活」、今後流行るかもしれない。

Written by 日刊ナックルズ編集部

Photo by 関西テレビ放送・火曜ドラマ『スターマン・この星の恋』

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