『湯けむりスナイパー 特別編 』(DVD)
男性タレントでCM本数一位の遠藤憲一さんは、オフの時は自らスーパーで買い物をしているそうです。そんな自然体が人気の秘訣なのでしょうか。
人柄の良さが仕事を惹きつけるという証言もあります。
「15年前、『演技も性格も良くてギャラもうるさくないですよ』と辛口映画ライターが珍しく推薦してきた俳優がエンケンさんでした。当時は『殺された回数はナンバー1のVシネ俳優』と自称する任侠系のイメージ。漫画の実写版だったので、コメディは似合わないというメーカーと監督の偏見で起用に到らなかったのが悔やまれます」(キャスティングプロデューサー)
取材ライターを自然に営業マンに変身させてしまうとは強者です。遠藤憲一さんがテレビでも紹介する地元の飲食店には伝説がたくさんあります。
「はじめて暖簾をくぐったら、『ママ、新規のお客さんだよ』とエンケンさんが、話かけてくれたので、馴染むことができました」(客A)
一見の客にまで気遣いして飲むなんて、素晴らし過ぎます。
「受験に失敗した常連客の子息に池田大作『人間革命』の文庫本をプレゼントしながら『仕事があまりなくて、ビアホールでバイトしていたけど、信心を続けていたらこういう風にテレビ出れるようになったんだよ』とテレビに映る自分を見せながら、激励する姿に感動しましたよ」(客B)
「『映画を観て他人の演技から学ぶのではなく台本を音楽を聴きながら、イメージを膨らませるようにしているよ』と独自の演技論を展開したり、趣味で撮影した風景の写真を客に見せて語っていました」(客C)
こういったひとつひとつの積み重ねが役者人生において開花したようです。(文・安倍しんのすけ)
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