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年に2回、仏・パリで開催される祭典といえば、通称パリコレで知られるパリ・コレクション。世界中のファッション関係者やメディア、バイヤーらが一堂に会し、超ベテランから新進気鋭の若手デザイナーたちによる個性と独創性が詰まった新作を見学して回ります。毎年、ここ日本からも多くの関係者が現地入りをしていますが、中でも特に目立っている人物がいるのだと言います。
「ズバリ、サッカー界のレジェンドである中田英寿です。彼はご存知のようにおしゃれ番長として一目置かれる存在であり、現役時代からパリはもちろんイタリアのミラノで開催するミラノコレクションにも足繁く通っていました。しかもどういうわけか、超VIPしか座ることが許されないランウェイかぶりつきの最前列に陣取り、世界各国の著名人らが彼に挨拶をしに行くんですよ。とくに欧州ですとサッカーが盛んですから、ヒーロー扱いなんでしょうかね? 体から滲み出る日本人は近寄ってくるなよオーラが強いため、チキンの僕なんかは一度も話しかけたことはないんですけどね(笑)」(アパレルバイヤー)
パリコレで発表される新作の数々は、デザインの難易度が高すぎてとてもじゃないですけど一般人が袖を通せる代物ではありません。中田といえば帰国時に披露した鯉のぼりのような長いマフラーをどうしても思い出してしまいますが、あれもパリコレ仕込みだったのかと思えば合点がいきます。
「私はパリで中田選手と、しかも同じテーブルで食事をしたことがあります」
と興奮気味に話すのは、ファッション雑誌の元編集長。
「同じテーブルといっても長〜いテーブルだったので彼とは3メートルほど距離はありましたけど、パリコレのショーの後に行われた食事会で以前、ご一緒させて頂きました。サッカーにも彼自身にも興味がなかったんですけど、挨拶一つにしても非常に丁寧で紳士的で、うっかり私は恋に落ちてしまいました(笑)。彼は語学が堪能ですけど決しておしゃべりではなく、どちらかといえば聞き上手なんですよ。誰に対してもそうなんですが、目を見てじっくり話を聞いて、最後に自分の考えをガッツリ述べる。テーブルマナーも、年長者の扱いも抜群で、有名デザイナーらが〝中田は僕の親友なんだ〟と自慢したくなるのもわかります」
別のファッション関係者からもこんなエピソードが。
「中田は我々日本人が想像している以上に、欧州で力を持ってます。パリコレのショーは関係者であっても招待状がないと中に入れない仕様なんですが、彼だけはすべての会場で顔パス。しかも、モデルが待機するメイクルームにまで入っていけるという特権の持つ主。前に目撃したのが、入り口で門前払いを食らってるミック・ジャガーとスティーブン・タイラーがいて、その横を中田が〝ちーっす〟みたいな感じで通り過ぎ、中へ入って行ったてこと。あれには驚きました。どういうカラクリがあってあんなに優遇されているのか、さっぱりわかりません」
現役を引退してからは様々な角度からサッカー界を盛り上げるべく尽力している一方で、日本酒造会社のCEOという顔も併せ持つ中田ヒデ。日本酒の海外シェアがますます高まりつつある昨今、持ち前の勘の鋭さを生かした仕事の進め方で、日本酒を武器に本格的な海外進出を目指していると関係者は話します。
「お酒にとどまらず、中田さんは菓子メーカーともコラボしてパッケージデザインや味の選定などもしたりする、本当にマルチな活躍をされてます。僕も何度かお会いしたことがあるんですが、すごく頭がいいんです。知識も豊富だし、ちょっと目を離すと読書してますし、近寄り難さは確かにありますけど男の僕でも惚れてしまうほど。
ただ一点、気になるのは、いつも連れ立っているのが男性であるということです。前にイタリア人男性の有名ファッションデザイナーと交際してるって噂を聞いたことがあって、どっちもいける人なのかなとドキドキしてしまいました。気のせいか、打ち合わせなんかでも女性より男性の方の当たりが良いと言いますか......」
宮沢りえ、米倉涼子、バイオハザードシリーズでお馴染みのミラジョボビッチなど、数々の浮名を流してきたヒデ。しかし、具体的な結婚の話はそういえば聞いたことがありません。独り身の方が彼らしいという印象もありますから、このままキャラを貫くのも良いかもしれませんね。次はどんな大きなことを仕掛けてくるんでしょうか? 目が離せません。(取材・文◎那目鯛子)
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