早く戻って来て欲しい!(『黒執事』より)
子供が産まれて父性に目覚めたのか、ここ何年も家族との時間を最優先にしている俳優兼小説家の水嶋ヒロ氏。週に2〜3度更新されるインスタグラムは、豊かな生活と幸せな日常がこれでもかと映し出されています。
これまで「絢香のヒモ」などとからかわれてきた水嶋氏ですが、実は3年前から大手IT企業「(株)じげん」のチーフ・ライフスタイル・オフィサーに就任しています。他にも旅行代理店のディレクターであったり、シャンプーや下着などを扱う自社ブランドまでと、多岐にわたるコンテンツを手がけてその剛腕ぶりを発揮しています。表舞台から姿を消した奇跡のルックスと称されていた男は、誰もが羨む一流経営者に成長していたのです!
(参考資料:佐村河内守騒動でとばっちりのホリエモン、なぜか称賛集める水嶋ヒロ)
「デビュー当時からモテはやされてましたよね」と当時を振り返るのは、元テレビ局勤務で番組ディレクターをしていたAさん。
「ブレイクのきっかけとなった13年前の2006年『仮面ライダーカブト』で主演をしていた時代が懐かしいです。デビュー間もない頃に度々現場で一緒になってましたが、人間の基礎が仕上がっている大人びたイケメン男性というのが第一印象。エレガントで紳士的。だから業界で彼のファンだと公言する人も多かった。一番役者として乗っていた頃に、同じ事務所の歌手の絢香さんと結婚というニュースは結構驚きましたよ。どちらもとびきり売れっ子だったので、業界のセオリーというか掟としては、どちらかが表舞台から当分消えるんだろうなと、私だけかもしれませんが当時残念だったことを思い出します」(テレビ局関係者)
旬真っ盛りで売れてるもの同士の結婚ともなると、やはり事務所がナーバスになるのは当然です。水嶋と絢香のケースは同じ研音所属だったことから「何かと調整しやすいのではないか」という見方も当初ありましたが、しかしまずかったのは事務所に内緒で入籍を済ませ、事後報告となってしまったこと。
「それが原因で内部関係者と亀裂が生じ、水嶋くんと絢香はケジメとして事務所を去る羽目になった」と、事務所に近しい関係者はこう証言します。
「大手事務所の中でも特にやかまし屋と言われてて、一度こじれると非常に面倒な相手です。たとえそれが未来ある自社の売れっ子俳優だとしても、仁義と筋を通さず事務所を裏切った彼を許すことはなかった。退社の理由は執筆活動に専念するためということでしたが、それはあくまでも表向きの話だと思います。勝手に籍を入れたことはこの際許すけど、その代わりにケジメとして今後は表舞台からは退いてねというのが裏での約束事だったそうです」(業界関係者)
2010年に長編小説『KAGEROU』を世に送り出した水嶋ヒロ氏。100万部を超えるベストセラーで一躍時の人となりましたが、この時のクレジットは本名である齋藤智裕名義でした。この辺りも、何か事務所との確執があったのでしょうか? 前出が続けます。
「2013年に人気漫画『黒執事』の実写化で3年ぶりに俳優として本格復帰を果たした水嶋くんでしたが、それを知った研音側が話が違うでしょと当時大激怒したとか....。最近ですと、アマゾンプライム・ビデオで全10話の放送となる稲垣吾郎主演のドラマにゲスト出演することが決まっていますが、また水面下で一悶着あるのではないかなぁと睨んでます。水嶋くんは慶応大学卒の帰国子女なので語学も堪能。人当たりも性格も良いので、例えば木村拓哉くんともいまだに繋がっているし仲良くしている役者が多いと聞いてます。IT産業の方で成功を収めてますけど、本人はやはり役者業に強い未練があるのではないでしょうか」(同上)
確かに、未練がなければ役者の仕事など受けるわけもなく、今は以前お世話になった事務所の顔色を伺いつつ、役者として完全復活する日を夢見ているのかもしれません。
民放局のドラマや映画、CMなどそれなりのオファーが彼の元に届いているとも聞いていますが、やはり見えなくも強大な障壁により頓挫してしまうのでしょうか?
水嶋氏のインスタグラムのフォロワー数はなんと84万人もいます。固定ファンが根強くついている彼に、役者としての未来はあるのか否か。今、マスコミはそのタイミングを伺っている時なのかもしれません。(取材・文◎那目鯛子)
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