THE GOOD-BYEのドラマーで現在は写真家の衛藤浩一さん。
誕生日をファミレスでお祝いしたときの様子。
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ジャニーズ事務所を何らかの形で去っていった後に、「元ジャニーズ」という肩書きを活用して商売する者は少なくない。過去の記事で紹介したように「元ジャニーズのお店」と大きく書いた看板を掲げてジュエリー屋さんを営むハワイ在住の大先輩・元持勲さんのような人もいれば、「元ジャニーズ◯◯◯」と堂々と謳ってライブやイベントを行うタレントも少なくない。
また、昨年9月末に「度重なる事務所のルール違反行為」を理由にジャニーズ事務所を解雇された元KAT-TUNの田中聖(28)が西麻布でバーを経営しているように、第二の人生として「水商売」を選ぶ元ジャニーズも数多くいる。
よくあるのが一時期流行った「ボーイズバー」の類いで、ホスト業界でも「元ジャニーズ」という肩書きは大きく力を発揮する。その名もズバリ、「ジャニーズ」という名称の店まであった。スタッフに元ジャニーズがいる場合も多くある。
ただし、その肩書きの中身には大きく差があり、面接に行っただけとか、1~2回のレッスンで悲鳴をあげて逃げ帰ったような男が多いのも実情だ。それでも元ジャニーズという看板を使えるアドバンテージは大きい。中国人に「AV女優」という肩書きが人気なのとよく似ている。どちらも、その肩書きだけで異性に自分を高く売ることができるのだ。
ただし百歩譲って、レッスン1~2度通っただけで、元ジャニーズを名乗るのは大目に見ても、全く関係のない者がジャニーズの名を語って水商売をしているのはいかがなものか。ここまで来ると、ジャニーズの産地偽装である。
最近では地方発で「ジャニーズ・バー」というものも出現している。東京にも進出したというから相当人気があるのだろう。ただし、これらのお店は元ジャニーズが関係しているわけはない。単純に「ジャニーズ好きが集まるお店」のようで、ファンのたまり場としてのバーという位置づけだ。SMAP、嵐や関ジャニ∞、キスマイの情報交換をしたり、自分の好きなアイドルの誕生日には皆でお祝いをするという。これに関しては微笑ましいというしかない。
「ジャニーズ・バー」といえば元光GENJIの赤坂晃だろう。一回目の逮捕でジャニーズを解雇となり行き場を失っていたが、スポンサーの支えで飲食店をオープン。その店こそ本物の「ジャニーズ・バー」だろう。赤坂を筆頭にそこそこ名の知れた元ジュニアが多く集まるなどマスコミでも報じられ、なかなか繁盛していたようだが、2度目の逮捕でそれも追われてしまうことになる。
赤坂のようなホスト的な店ではないが、野村義男のバンド・THE GOOD-BYEのドラマー衛藤浩一さんが自ら料理やお酒を振る舞ってくれる「えと~BAR」というのも存在する。こちらは正真正銘の元ジャニーズのお店で、多くのミュージシャンも集まるアットホームな雰囲気となっている。
じつはオレ自身も色んな会社や店を出してはいるが、ジャニーズを看板に使ったことはない。物書きの世界では「元ジャニーズ」の肩書きを最も活用しているオレが使ってないなんて......。「ジャニーズバー」なんて儲かるんだろうか。
「帰ってきたカルチャースタァ☆平本淳也」
Profile●ジャニーズ出身の実業家、作家、投資家。10歳でジャニーズ事務所から芸能界入り、30歳過ぎまでアイ ドルを続け、現在もテレビや雑誌で活躍を続けるなか、月間100万アクセスを獲るカリスマブロガーとしても知られる。22歳のときに物書きデビューして以来、34冊の書籍を発表。http://ameblo.jp/junya-hiramoto/
Written by 平本淳也
Photo by ブログ・平本淳也の「オレ様がスーパーカルチャースタァだ!!」V3より
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