ブラックペアン DVD-BOX
嵐の二宮和也が手術成功率100%で孤高の天才外科医・渡海征司郎を演じた医療ドラマ『ブラックペアン』。日本臨床薬理学会から治験コーディネーター
について抗議表明が出されるなど何かと世間を騒がせた作品でしたが、今春ドラマ全話平均視聴率でトップに立つ快挙を見せ、好調が続くTBS日曜劇場枠に拍車を掛ける結果を残しました。
来年の秋以降で続編の調整に入ったという噂もちらほらと出始めている本作。二宮にとって初の外科医役であったこと、そしてTBS系ドラマへの出演は10年ぶりとあり、公式発表後は局内は当然のことながら大勢のファンたちが歓喜に沸きました。しかし実はその裏で水を差していた人物がいたのをご存知でしょうか? 絶対的にオフレコの中、ためらうことなく事前に情報を漏らしたベテランライターYの存在を.....。
TBS社員は当時をこう振り返ります。
「満を持して発表するはずだったのに、彼女のせいで全てのお膳立てが台無しとなってしまった。一部報道にもありましたが、集英社のMOREという女性誌で二宮くんが連載を持っていて、その担当の女性ライターYが役どころなどをツイッターでバラしてしまったんです。本人は悪気はなかったとおっしゃってましたが、そんなにいけないこと? と開き直る場面ものちにあったそうで、もう局も出版社も大騒ぎ。そのゴタゴタはドラマが終了する間際まで続きました」(TBS社員)
どうやら連載のためのインタビューを取った際に、ドラマの主演が決まったという話が出たのだそうです。当然ながら情報解禁は先なのでこちらが発表するまではオフレコでお願いしますと釘を刺されたそうなのですが、いち早く情報を「私から発信したい」という気持ちが強かったのか、プロでありながらやってはいけないルール違反を犯してしまったのです。
「その女性ライターは以前から『ニノ』と呼び捨てにし、彼のことならなんでも知ってます、旧知の仲ですなどファンの気持ちを逆なでする〝匂わせ〟を度々していた人で、ファンからは目をつけられていました。元はNHKの社員で、1997年頃からMOREで仕事をするようになったんだそうです。インタビューは定評のある方で、というか原稿を書く能力に長けた人。相手の言葉を独自のフィルターでもってデフォルメし、賢いという印象を持たせる文章を書きます。つまり、言葉を文字として丸ごと起こさないで、見栄え良く色付けしてしまう。それも一つのテクニックなので否定はしませんが、美しく記事をまとめてくれることから、彼女を指名する芸能人は多いんですよ」(出版関係者)
ライターYによる舌禍問題は、「当然のことながらジャニーズ事務所の逆鱗に触れることとなりました」と、集英社の雑誌編集者は声を荒げます。
「ライターが事前リークしたというニュースは、瞬く間に社内に広まりました。編集長はもちろん幹部役員らが集結し、翌日には謝罪行脚の旅へ。ご本人は当初、すぐには問題のツイートを消さずになぜか数日放置しました。そういった態度も問題視され、連載担当から下りてもらったそうです。よその出版社の方から聞いた話だと、本人が責任をとって辞めたいと申し出た、つまり自ら辞退したという話になってるそうですが、真相はそうではありません」(集英社関係者)
さらにこう続けます。
「ジャニーズはそういう問題には特に口うるさいです。場合によっては編集長や担当編集者が飛ばされてもおかしくない事案。大げさでもなんでもなく、雑誌の存続にも関わるのです。ライターと二宮さんは顔見知りではありましたが、プライベートの付き合いはなく、現場でのやりとりのみ。もし懇意の仲だったらば、クビになることはなかったかもしれません。今後一緒に仕事されるかもしれませんが、少なくともうちの出版社ではオファーしないと思います」(前同)
ジャニーズに大きな貸しを作ってしまった集英社は、ご機嫌取りのためにジャニーズの特集記事を普段より多めに組んだり、また特別なインタビューを設けるなど、現在も四苦八苦しているのだそう。そう言えば先日、男性誌UOMOで木村拓哉と二宮くんが表紙を飾りましたが、なにか裏がありそうですね!?(取材・文◎那目鯛子)
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