「そう言えば前川前事務次官の好きな出会い系バー」がどうなっているか行ってみた

2017年10月02日　出会い系　前川事務次官　青山繁晴

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　衆院選挙がドタバタとしているときに、ふと思いました。新宿・歌舞伎町を通っているときです。「前川事務次官が常連だった出会い系バーってこの近くじゃん」。そう思い店に足運びました。看板に灯がついていました。さらにホームページも更新されています。通常どおり営業しているようです。

「まあ、そうだろうな」と特に意外な思いもせず、とっとと家路につきました。
　

　青山繁晴参議院議員が「虎ノ門ニュース」(5月29日放送)でくだんの「出会い系バー」(店側は婚活バーと呼称)をまとめると「こういう店には暴力団が必ずからんでいる」「特定の暴力団が売春行為によって資金源を得ている容疑」(大意)があると発言。

　青山議員に関して言えば、北朝鮮の脅威など国民が危機にされされていますのでこれは、本当に心から日本のために尽力して頂きたいと思います。

　さらに、僕はこの人と多少縁があるし、情があるので、名前は伏せますがある著名人がYouTubeで再び、この出会い系バーについて、暴力団の実名を出して「あのバーは●●(暴力団の実名)のシマです」(大意)と言い切ってしまいしまた。僕はこの人は個人的な好きですし、放言もこの人の芸ですから「まあしょうがないな」と感じていましたが、ツイッターではこの動画が送られ、「本当ですか」という問い合わせがありました。

　結果から言うと、この人の発言も青山議員の発言も含めて、すべて誤解でした。また、お断りしておくと前川前事務次官がどのような思想の持主かは、僕には現在のところ興味ありません。もしかしたら若い子が好きで本当に出会いを求めていたのかもしれませんが分かりません。

　まず、複数の取材先に当たった結果は、http://ch.nicovideo.jp/hisadaこちらでタイムシフトで視聴できるようです。　
・出会い系バーはAグループ傘下の店である
・Aグループは暴力団ではない
・出会い系バーは暴力団のシマではない(「シマではない」という言い方も変ですが)

　が僕らの結論です。警察関係者、風俗関係者、名前を出した暴力団関係者に直接聞きましたが、イライラした感じで「そんなバカな事誰が言っているんですか。あそこはＡグループでしょ、あそこはヤクザじゃないでしょ」との事。
　多分、青山議員もある有名人もこのように、電話一本で済むところを思い込みと、噂で断言してしまったのだと推測します。噂を言うはかまいません。「あくまで未確認情報だから」と断って言うべきだったでしょう。

　確かに、管理売春の店は存在しました。石原都政の時代です。その時、歌舞伎町浄化作戦でほとんどの店、いわゆる連れ出しバー(管理売春)は摘発されました。それを歌舞伎町のあのように目立つ場所で、しかも読売新聞にまで掲載された店が管理売春をしていたとしたら、とっくに摘発されているでしょう。が、いまだに営業しています(9月３０日現在)。もしかしたら、いつの日か閉店するかもしれません。その時にまた陰謀論が出るかも知れませんが、僕は経営上の問題だと思います。これから衆院選です。皆さんで日本を良くするような投票行動をしようではありませんか。(久田将義)