前回、「岡田斗司夫が中学時代からモテ続けてきたと公言しているのはたぶん嘘で、中年になってからおっぱいパブで女遊びに目覚めたのが真相だと思う」という仮説を立てたわけですけど、その原稿をメールした直後、新たなタレコミが入りました。「ああ、昔から岡田さんがモテてたっていうのは嘘だと思いますよ。たしか、きっかけはおっぱいパブで......」って、やっぱりそうだったんだ!
ほかにもいろいろ聞いたんですけど、どうも岡田斗司夫がおかしくなったのは01年に突然恋愛本を出し始めた頃だった模様。本のためのリサーチと称して身近な人に性体験を取材しつつ口説いたり、身近じゃない人もネットを通じていろいろ口説いたりと行動が活発になり、それでちょっとやらかしてパイプカットする羽目になったりで、「最盛期には愛人が80人いた」と豪語する性のレッドショルダー部隊が誕生したわけですよ!
で、その野望のルーツを辿ってみると、どうやら大槻ケンヂとの出会いも大きかったとのこと。オーケンと一緒に番組に出たり対談したりイベントをやったりするうちに、バンギャに手を出すオーケンを見て「これだ!」と開眼。しかし、自分のオタクイベントには女性客が全然いないから、そのうち恋愛論とかダイエットとか女性受けのする方向の仕事を増やしていったってことらしい。
ただ、バンドマンとバンギャの場合はお互いの利害が一致してるからいいけど、岡田斗司夫の場合はそこがなかなか一致しないから、「君は才能があるから売り出してあげるよ」とか「君にメイド喫茶を持たせてあげるよ」とか「結婚しよう」とか利益めいたことをチラつかせるようになったんじゃないか、と。それがただの嘘で終わること多数なのに、さらには「女に金を使わない」というモットーで無差別にヤリまくってたら、そりゃあいつかは大惨事にもなるよなあ......というのが、今回の騒動の全てなんだと思ってます。昔からモテてきた人は、そんな下手な口説き文句は使わないはずだもんなー。
Written by 吉田豪
Photo by 40代、職業・ロックミュージシャン
【関連記事】
●岡田斗司夫氏の「愛人リスト」に関してタレコミが...|ほぼ週刊 吉田豪
●【愛人騒動】岡田斗司夫氏「流出リスト」の元ネタはこれか?|ほぼ週刊 吉田豪