あるアイドルの自殺から2ヶ月 母親が事務所のパワハラ発言を公開しファンの怒りは最高潮に

2018年05月22日 アイドル 地下アイドル 愛の葉Girls 自殺 農業アイドル

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『ベリーベリー』(愛の葉Girls)


 大手芸能事務所に所属するアイドルですら待遇面を巡るトラブルを頻発させている昨今、地下アイドルや無名アイドルでは更に過酷な状況が待ち受けていることは想像に難くありません。

 足を踏み入れる前には華やかなイメージ商売であったはずのアイドルですが、その裏側にはブラック企業以上に過酷な労働環境が待ち受けていたという落胆からか、今年3月、愛媛県松山市を拠点に活動する農業アイドル「愛の葉Girls(えのはがーるず)」メンバーの大本萌景(おおもと・ほのか)さん(享年16)が、自宅で首を吊り亡くなりました。

 弊サイトでも、既に報じています。
http://tablo.jp/street/news003097.html

 この事案から「愛の葉Girls」は活動休止となっていましたが、大本萌景さんの死から約2カ月、今も心の整理がつかないという萌景さんの母親が、萌景さんの生前にアイドルとして強いられていた酷い条件を公開したため、内外から強い怒りの声が寄せられています。

 経緯としては「学業に支障をきたさない」との契約条件を全く守ろうとしない事務所が、学業よりアイドル活動を優先させる状況が長く続いたため、萌景さんが脱退の意向を告げると、高校の入学金サポートなどがチラつかされ電話をするよう求められます。

 しかし、電話をしてみると萌景さんが謝罪させられる羽目になり1億円の違約金支払いを求められたというのです。
 
 このことから「騙された」と友人にこぼしそのまま翌日に自ら命を絶ってしまいました。

 また、公開されたLINEやりとりでは、前回も学校遠足をアイドル活動で休んだので今回はアイドル活動ではなく遠足に行きたいと事務所側に告げたところ、

「お前の感想はいらん。学校の判断と親御さんの判断の結果をそれぞれ教えろ」
「何故学校がダメと結論したのか、親御さんがダメと判断したのか、その理由だ」
「その理由によって、今後事務所はお前の出演計画を考えにゃならん。そこまで考えて物を言え」

 といったパワハラ回答が。
 さらに母親から断りを入れるも「申し訳ありません。この相談は萌景本人からじゃないと聞けないことになっています」とチグハグな回答をしています。

 この事務所社長の対応や一連の思いやりの感じられない流れには強い怒りの声が集まることに。

・かわいそすぎる。こんなことが2度起こらないようにアイドル規制すべき
・アイドルなんて職業はないんだよって分からせてやれよ AV女優も声優も同じ
・あんな可愛い自分の子供が自殺とか頭ぶっ壊れるわ
・芸能界辞めたいって言う16才に一億円請求って、もしかして犯罪なのでは...?
・違約金一億とか端からAVなり落とす気満々だったんだろう
・事務所を訴えて復讐を生きる目標にしたほうがいい マジでこれ大問題だと思う
・きついなこれ 追い詰めた社長を許すな

 年端も行かぬ女の子たちを追い詰めるアイドルビジネス。仮に本人から「やります」「やりたいです」との言葉があったとしても、それは極端に選択肢が減らされた状況下での選択。
 そろそろアイドルビジネスにも何らかのメスをいれるべき段階に差し掛かっているのかもしれないですね。(文◎編集部)

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