大阪地震 テレビ朝日「報道ステーション」富川悠太キャスターが子供への心ないインタビュー

2018年06月20日 報道ステーション 大阪地震 富川悠太

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 今月18日、朝の通勤時間を襲った震度6弱という大阪北部地震。

 今なお被災地では水道やガスの復旧もままならない状況が続いて、20日朝からは激しい雨に対する警報が出されるなど土砂災害といった二次災害にも警戒が必要です。

 この大阪北部地震からは2日が経過し避難者や負傷者が増加傾向にありますが、死者も3人と報じられた当初より5人に増加してしまいました。
 中でも、9歳の女の子が通学途中に崩れた学校のブロック塀の下敷きになり死亡するという痛ましい事故がおきてしまいました。

 該当の倒壊したブロック塀には、鉄骨が入っておらず、高さ3.5メートルで建築基準法に基づく規格(2.2メートル以下)に適合していなかったことが明らかになっており、高槻市では浜田剛史市長が18日夕方に記者会見上で謝罪。
 もちろん、同事故を扱う報道も加熱気味にあるのですが、この加熱が思わぬ騒動を巻き起こしてしまいました。

 物議となったのは18日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)。

 番組内ではブロック塀倒壊を大きく扱っていたのですが、現地入りした富川悠太キャスターが該当のブロック塀付近で小学生に対し、友達が亡くなってどう思っているかという趣旨のコメントを求めるという行為がありました。

 この報道姿勢に対しては強い怒りや不快感が届けられています。


・普通聞くか? とおもったわ。
・もはや久米や古館の頃を越えているひどさ
・更に傷つけるのに聞かんわボケ
・子供に聞く意味があるのか?
・「炎上してどう思う?」
・マスメディア規制法が必要だよな
・配慮のないインタビュー、最後は政権批判の材料に...
・こどもがPTSDなったら朝日どーすんだ?


 この騒動では、「ダメ元で」「効果はないだろうが」とのコメントが多いながらもBPOへの通報が相次ぐ形となっているようです。

 「報道」と名乗る以上、自分たちの姿勢や主張といった都合に"左右"されることなく、取材に関わる人や視聴者に配慮できる公益性の高い放送内容を心がけて欲しいものですが......。(文◎編集部)

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