大寒波が世界を襲っている。北米ではナイアガラの滝が凍り、東部の州では気温がマイナス40℃に達する事態となっている。既報の通り、欧州でも大寒波が訪れ、沿岸部ロブンドでは凍結から逃げ切れずに凍ってしまったニシンの群れや内陸部のコスモ湖で無残にも凍結してしまったヘラジカの姿を紹介したが、北欧スウェーデンでも深刻な事態となっている。英国紙デイリー・メール電子版が報じている。
今回、スウェーデン南部のヨンショービング湖で発見されたのは、湖面で凍結するキツネの無残な姿だった。地元住民のジェファー・サンドストロームさん(26)は凍った湖面でアイススケートを楽しんでいたところ、「発砲ゴムの一部に見えた」という不審な黒い影を見つけた。
「おそらくこのキツネは凍った湖面の穴うら落ちたのでしょう。その後、氷の下で泳いで脱出を試みたものの、すぐに窒息死したと思われます。ここ数日間は氷点下が続いて、湖面の氷は3~5センチで凍っていました。キツネにとっては気の毒なことです」
ノルウェーに続いてスウェーデンでも起きた惨劇。北欧の大寒波はわれわれの想像をはるかに上回っている。
Written by 内村塩次郎
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