【神父様の喜び組?】韓国でたびたび炎上する『看護士にセクシーダンスを強要』は世界的人権問題に発展する予兆

露出度の高い若い衣装を着た若い女性たちが、セクシーダンスを踊る画像が韓国内で問題になっている。

写真は看護士の交流を目的としたFacebookページにアップされたもので、投稿したのは元看護士のAさん。画像に写る舞台には「大邱カトリック大学校」「World Leader in Nursing FESTIVAL」と書かれた垂れ幕がかかっており、Aさんによるとセクシーダンスを披露しているのは、同病院の看護士たちだという。

自身も同病院に勤務していたというAさんは、写真とともに「看護士がミニスカートを着て、神父様の前でカンカンダンスやガールズグループのダンスも躍った」と暴露。「私たちは神父を喜ばせる見世物ではない」と批判しながら、病院側の圧力をほのめかした。Aさんはすでに退職しているという。

じつは韓国で看護士のセクシーダンスが問題になったのは初めてではない。2017年11月には翰林(ハンリム)大学校聖心(ソンシム)病院の看護士らが、病院を運営する財団のイベントでやはりセクシーダンスを強要されていることが問題になった。
イベントでのダンスパフォーマンスは新入りの看護士によるもので、５つある系列病院同士でセクシーさを競わせていたと暴露されている。

アイドル顔負けのビキニのような過激な衣装で、看護士たちが集団で踊る動画も拡散されていた。
同病院の看護士によると、このようなイベントは毎年10月に行われ、新人の看護士たちは有給休暇を使ってその練習をさせられたという。夜勤明けなどの場合も例外はなく、妊娠中のスタッフも動員された。

ある看護士は「新入りだから拒否もできない。看護士を守るべき婦長でさえも気を使ってくれなかった」としている。

韓国の保健福祉省は看護士への人権侵害として現状把握と対応に乗り出している(写真はフェイスブックより)。

文◎李ソヨン