【北朝鮮ミサイル発射】金正恩ガッツポーズの裏で放送事故!?――炎に包まれ逃げる軍人

2017年12月09日 ミサイル 北朝鮮 金正恩

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ミサイル発射とともに逃げる北朝鮮軍人?

11月29日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)が発射実験を行った。これは米国本土にも到達するものとされ、周辺国の国防当局に緊張が走っている。
北朝鮮ではミサイル実験などが成功すると、国威高揚のために国内のテレビ、ラジオ、新聞などで大々的に報道するのが常だ。
ICBMミサイルの実権が成功したならば、北朝鮮としては"快挙"なわけだが、今回の報道ではおかしな点があったと指摘されている。
通常ならばミサイル発射の瞬間を30分おき程度に何度も放送するのだが、最初の放送から4時間後に再放送され、当初の映像よりも尺が大幅にカットされていたという。

実はミサイル発射の際に人命被害があり、こともあろうにその様子が、最初の映像に映り込んでいたということが指摘されている。
米国の北朝鮮問題専門チャンネルである自由アジア放送(RFA)によると、映像には発射台の近くから炎に包まれた軍人が走って逃げていく生々しい様子が映っており、それがそのまま放送されてしまったという。再放送の際にはカットされていた。
北朝鮮の特に地方では電力事情がよくないため、この映像を目撃した人は多くはないが、人々の口から口へと伝わり、住民らのなかで話題になっているという国内情報提供者のコメントをRFAは紹介している。

文・写真◎李ソヨン

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