高速道路で車を煽ったあげく事故を引き起こした大学生が逮捕されました。自動車は凶器になり得ります。しかし、自転車も危険です。
車を乗っている身からすれば道路交通法改正により、車道を走るようになった自転車ですが、
・車の左側を減速せずにすり抜ける
・夜なのに黒っぽい服を着ている
・さらに、たまに無灯火
・街中では中高年の自転車が商店街でも降りない
・都内などの道路が入り組んだ細い道では信号を無視する、一時停車しない
など、一歩間違えば事故に、いや「大事故」になり得る運転をする自転車が目立ちます。高速道路の危険運転も問題ですが、実は自転車の危険運転も要注意です。
自転車しか運転しない方にご教示した方が良いと思うですが、自動車のドライバーは意外と自転車は見えていないのです。ドライバーの方ならお分かりのように死角からすっと現れるような気分に襲われます。
ですから、自動車のドライバーが自転車に乗ると「ドライバーは意外と見えていない」という事が分かっていますから、右左折の時や車線変更する時など非常に気をつけます。
街中では自転車に乗っている人が多いので、「自分たちの道路」と麻痺していると思われます。違います。歩いている人の道路なのです。人、自転車、車というのが優先順位です。
自転車の危険運転は「自分たちは歩行者と同じ」、という勘違いから発していると思われます。それは免許がないからでしょう。ハードルが低すぎです。
原付バイクが免許を取らなければ運転出来ないように、講習会義務か免許制か何らかの対策が必要なのではないでしょうか。(文◎編集部)
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