平昌パラリンピック。
10日間に渡る熱い戦いが終わり少し寂しいです。
時差がないため、オリンピック・パラリンピックはリアルタイムでの試合観戦がなかなか難しかったので、放送の少ないパラリンピックは夜のダイジェストをなるべく視聴しました。
障害といっても様々なクラスがあるためルールの把握が難しいのかな? と思っていましたが、放送前に詳しい説明があったりしてスムーズに観ることができました。
とくに義足のスノーボード、これは観ていてとても興奮しました。パラリンピックならではの競技だと思います。私自身が欠損しているので(欠損フェチということではないのですが)メカニックな部分と生身の身体が合わさることで発揮できる力にとても魅了されました。
競技を行う上で必要な義足やチェアスキー、こういった部分をもっと知りたいし、紹介して欲しいものです。そこに携わる方の目線での競技解説も聞いてみたいです。新たな魅力を感じて惹かれる方が増えてくれるのではいでしょうか
装具を身に付けずに身体ひとつで戦う選手も素敵です。生まれつきの障害、事故や病気による障害、それらを乗り越え闘う姿は、超人でした。
解説の方が、
「この体で滑っていること事態が奇跡」
というようなことを発言されていて、私も見ていて驚きましたが、選手への尊敬もあるのだろうと思います。
確かに、パラリンピックはメダルを獲ることが全てでは無いように思えます。「ゴールすることが大事」という側面はとても大きくて......。
こんなにもしっかりパラリンピックを観たのは初めてで、もっと前から見れば良かったと思いました。たくさんの感動をありがとうございます。かっこ良かった!
オリンピックに続き、たくさん涙しました。
私たちには限界はないんだ!
2年後の東京パラリンピック、私には何ができるのだろう。やっと好きになれた自分の欠損、この形で生まれたからには力になりたいです。
パラリンピック以外の大会など、前々から注目していければいいなぁと思います。(文◎あもり・欠損バー『ブッシュドノエル』所属)
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