今月6日に行われた日本大学vs関西学院大学というアメリカンフットボールの一戦で発生した、日大選手による故意に相手を傷つけるような蛮行プレーに怒りの声が集まっています。
ボールを持たず無防備な状態の関学大QB(クォーター・バック)に対し、日大選手が背後から激しいタックルで激突しました。打ちのめされた関学大QBは足のしびれなどを訴え病院に搬送されると、「第2・第3腰椎棘間靱帯損傷」で全治3週間と診断。幸いにも神経には異常が見られず、回復すれば徐々に練習にも参加ができる状況だといいます。
この一件に対し関学大は日大側に猛抗議。16日を回答期限に今回の危険な行為に対する見解と謝罪を要求していたのですが、日大側は故意ではないとし、メディアの取材に対しても「あくまでプレーは瞬間的なものですので、こちらとしては、今回の件は偶発的なアクシデントだったと認識しております」と回答しています。
しかし、一部の学生や関係者からは「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」「何をしてもいいから壊してこい」「やらないというのはないからな」といった内田正人監督からの言葉があったという証言も出ています。
この、断るにも難しい状況ながらも危険行為に及んでしまった日大選手にも非難の声はあるが、やはり指示を出したとみられる内田正人監督には猛烈な怒りの声が寄せられており、鈴木大地スポーツ庁長官も事態解明に動き出しました。
・この時代に合わない後手後手対応は廃部もんだろ
・サッサと刑事告訴しろ
・事故ではなく傷害事件
・これアメリカなら大乱闘もんやぞ
やはりインターネット上には「刑事告訴」「廃部」といった厳しい意見が多数寄せられています。
このような厳しい視線を浴びながらも日大側は「温度差がある」との理由で関学大側が申し入れた面会を拒否しているといいます。
日大側は関学大との温度差を問題視する前に、まずは自身の温度が適切であるのか考えるべきです。(文◎編集部)
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