テレビ朝日報道局の公式アカウントが批判を浴びている。
7月30日に発生した都立大学駅付近での刃物男取り押さえ騒動を目の当たりにし、動画を撮影していた人物に対して、動画の番組使用許可を求めるべくツイッター上て、フォローを要求。
ここまではいつも通りの流れで使う言葉にも失礼な点などはなかったのだが、このやり取りを見ていた第三者が、両者に対し朝日新聞フォトアーカイブの動画を外部の法人が利用する際の料金表を画像で提示したのだ。
すると、テレビ朝日報道局側のアカウントは即座にこの料金表を送ってきた人物をブロックしたため騒動に。
・ぜってぇ中のやつぶちギレてブロックしただろこれw
・つかテレビ局に無料で動画をやるとかありえないんだけど
・絶対タダでなんて提供したくないしちゃんと料金表みたいの作って定着してほしいわ
・自社の映像は金取るのに他人の映像は無料で使おうとしてんのか
・Twitterに動画をあげるときはモザイクかけるか画質を下げとけってことだよ モザイクなしや高画質がほしかったら金払えで交渉していけ
・転載禁止の文字を真ん中上下に いれるといいかもな
・報道目的なら報酬払わないっていうなら フリーの報道カメラマンとか戦場カメラマンとか 仕事が成り立たないはずなんだよね
もちろんTwitter利用規約からテレビメディアの投稿内容利用には寛容である点や、テレビメディアは営利目的であるものの報道機関であるという側面もあるため著作権法の例外となる部分があると、法曹関係者からも指摘されている。
とは言え自分が撮ったものを「撮ったよ」とアップする行為と、それを報道なので勝手に使いますという行為を同軸で考えられるものは少なく、軋轢が生じないわけはない。
これらを回避するためにもコンテンツのメディア利用に対し、しかるべき使用料を支払ってもらいたいものには投稿する動画や画像に電子透かしを気軽に入れられる機能が追加されないものだろうか。(文◎編集部)
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