SKE48矢作由紀奈も受験していたのに......。公式ツイッターより
2010年に男女別合格者比率で女性の合格者が男性合格者数を上回ったことから、2011年より女性受験者の得点を一律に減点し合格者数を抑制していたことが露呈してしまった東京医科大学。
もちろんこれらは受験者に告知なく行われており、これまでに性別を対象とした減点や加点という意図的な操作が明るみになったケースはなく、大きな議論となっている。
東京医科大関係者からは、女性は産休や育休と職場を離脱するケースがあるため、現場に女性医師の働く環境が整っていないため、体力が必要な外科医が足りなくなってしまうため、といった声も聞こえてくるが納得できない者も多く、今月3日には東京医科大前で「女性差別許さない」とする抗議デモが開催され約100人が参加した。
この問題はインターネット上でも幅広い議論が行われている。
・で、0:10の東京女子医大はなんで許されてるの? ここだけで男の枠が100以上減らされてるんだけど
・これ氷山の一角やろ
・今年の受験は大きく変わりそうね
・全世界に拡散させよ
・ぶっ壊せ 新しい価値観を社会にもたらすんだ
寄せられるコメントにも「氷山の一角」とあった通り、他大学の卒業者からも内情が次々と暴露されており、中でも東京藝術大学の男女比率には意図的なものを禁じ得ないとして、受験者数や合格者数の比率を出し解説するものも。
そこでは理由として「将来作家を続けていくのは男の人の方が多いから、男をとりたいんだって」と語られている。
この他にも東京医科大受験に失敗した過去を持つSKE48矢作有紀奈氏が、同問題に触れ「私も医師を目指していただけに悲しい (絵文字で伏せ)年前にこの大学を受験したんです...1点引かれてたのかあ...」と悔しさをにじませたことが話題に。
ある種の現場主義とは言え、女性差別とも取れる今回の東京医科大問題。このような状況ながら、同校は「女性研究者研究活動支援事業」に採択され、総額8026万4000円の補助金を得るなどしている。
今回の「氷山の一角」と思われる騒動から方々に点在する不正が明るみになり、是正されることを願う。(文◎編集部)
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