とうとう出ちゃいましたね。武藤貴也衆院議員のお下のネタ記事。実はすでにお盆前、「別バージョン」を耳にしていたんですけどね......。他人様の性癖に口を出すつもりはありませんが、性格やオツムの中身にはいろいろと口を出したいワタシ! そもそも武藤氏は何様なんだ!
というのも、26日午後1時から会見が開かれたんですが、「平河クラブと滋賀県政記者クラブ限定」だったんですよ! 平河クラブというのは自民党の記者クラブですよ!武藤氏はすでに自民党を離党しているくせに、ですよ!!
もう、雑誌やスポーツ紙は怒りまくりですよ! 記事を掲載した週刊文春の記者さんは静かにたたずんでいましたけどね。何人かが抗議しましたが、まったく受け入れてもらえず。「大御所」であるカメラマンのHさんがやってきて、「入れろ」と言ってもそれを拒否。いいのかなあ、この人を拒否しても。ほらほら携帯を取り出して電話しているよ......。
えっと、Hさん。どこに電話をかけたんですか?
「麻生」。
え?直接に、ですか?
「武藤はもう派閥を出ているから関係ないって。仕方ないから、麻生とのツーショットの写真を使うか!」
なるほど! と、感心している場合じゃない! みんなもう怒り心頭ですよ! しかも受付の男性は、首から一般の入館証を下げている。たぶん秘書ではなく、弁護士事務所の職員なんでしょうね。でもそれなら、「報道の自由」ってモンをもっと尊重していいんじゃないですか?
さらにいえば、この日は19日発売の週刊文春が報じた「国会議員枠の未公開株問題」についての釈明会見だったんですよ。週刊文春が19歳のジャニ系美少年との●×△を報じたのは会見の翌日発売号なので、文春の記者さんを排除するとこの件について質問しにくいんですよね。いえ、ワタシならしちゃいますけどね。いちおう文春さんに仁義を切ってからですけど。ということで、とりあえず廊下の椅子に座っていると......。武藤氏が会見する声が聞こえるじゃん!
「動画で配信していますよ」
なんちゅうこった! 平河クラブじゃなくても入っているじゃないの! そりゃ受付が"シロウト"さんなら、平河クラブの記者かそうでないかの区別は付かないわな......。とりあえず平河クラブ以外のメディアを"敵"にしてしまった武藤氏......。議員辞職しないということですが、これからの議員生活で何を書かれても、死―らない、いや知―らないっと!
Written by 安積明子
Photo by 武藤貴也ホームページより
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