いや、日本人には覚えにくい名前ですねえ、ブキッキオ。フルネームはマオド・ド・ブーア=ブキッキオ氏です。ほら、日本記者クラブで「日本の女子学生の13%が援助交際している」と発言しちゃって1億総活躍ならぬ1億2千万総日本人を敵にまわしたあのおばちゃんですよ。
そんなブキッキオおばちゃんを擁護した数少ないわけのわかんない日本人のひとりが、共産党の斉藤和子衆院議員。ブキッキオおばちゃんに「13%発言」の撤回を求める日本政府に対し、11月10日付けのツイッターで「実態を明らかにする責任は日本政府にある!」とおほざかれたのです。そのツイートがこれね。
●https://twitter.com/saitokazuko/status/663873528081461250(※現在は削除)
いやまあ、いいんですけどね(苦笑)。共産党の女性議員だしいー。比例選出だしいー。それに、ほとんどの人が名前も知らないしいー(実際、私も知らなかったしいー)。委員長は志位和夫氏だしいー(最後の文は余計かもしれないしいー)。
しかもその翌日、ブキッキオ氏があっさりと発言を事実上撤回したことが判明。あーあ、梯子外されちゃいましたね!
それにしてもなんておバカなんでしょうか。斉藤氏は自分の周辺で、女子学生の13%が援助交際しているという実感があったんでしょうか? あったはずですよね。だからあんなツイートしたんですよね。だとしたら議員なんだから、認識していた"現状"について取り組もうとしたんでしょうか? だってそれが本当なら大問題でしょ?マトモな政治家なら、ほっといていいとは思わないはずですものねえ。
ところが残念ながらというか当然ながらというか、彼女のツイートからはそういうことに取り組んだ形跡も、取り組もうとする意欲も感じられませんでした。なんちゅうやっちゃねん!歳費をもらっているんだったら、もっと真剣に仕事せーよ!
と怒る前に、ワタシちょっと嬉しかったんですよ!だってこの人、考えてみたらホントに"じみーなおバカ"なんですもん!
これまでワタシが認識していた共産党の女性議員って、きらっきらの吉良佳子氏とか、ロックにあわせて頭振りすぎたような池内さおり氏とか、帽子にパンタロンといういかにも今風ではない1970年代ファッションの本村伸子氏とか。あるいは藤田スミ氏とか......。えっ!オスミさんを知らない? あかんで、それは。彼女は自民党の南野ちえ子氏とともに、永田町の永遠のメモリーにしなきゃいけないキャラなんですぜい!
そして共産党の新しいキャラ、"じみーなおバカ"。この名前が嫌なら、"じみーなおバカ"ではないことを証明して下さいね。だって撤回させようとする方が、実態を証明しなきゃいけないんでしょ?
では是非とも説得力あるご説明を、心よりお待ちしておりまーす!って、ぜんぜーん期待していませんけど(笑)。
Written by 安積明子
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