あの増山麗奈氏をナマで見た。いや、見たくて見たわけじゃない。ある飲み会に行ったら、別のテーブルにそれらしき人がいた。「もしかして......」と思い、なるべく目を合わさないようにしていたのだが、こちらのテーブルに移ってきた。そして名刺を差し出され、「増山麗奈です」と挨拶された。
はい知っています、あなたのこと。確か、次期参院選で社民党候補として東京選挙区から出馬することになったんですよね。それで以前ツイッターで「てめえら豚はうすぎたねえプルトニウム米でも喰ってな!」と呟いたことが炎上しましたよね。「母乳アート」をやったりしていて、社民党内部から「候補としてふさわしくないので差し替えるべき」との声が出た人ですよね。いやもう、私の理解の範囲の外、ウルトラの星よりも遠い存在ですわ。
それでも彼女は2次会にも付いてきちゃってる......。うっ、うっ、うっ。私、耐えられるかしら。この異質な存在に......。しかも2次会の中華料理店では、"麗奈ワールド"全開! さすが、自伝「ピンクゲリラ」を書いた人である。もちろん読んでいないけど。
「私、神戸でお米作っていたんですよっ! 自宅に1年分のお米があるんですよっ!それが心強いんですよっ。安心なんですよっ!」
ここまでは良かったけど、「女性はおおらかな環境にいると胸が大きくなる」とワケワカメ説を第展開。
「私はもともとBカップだったんですけど、お米を作っていたら大きくなったんですっ!」
いやいや、あんたのカップのサイズなんて誰も関心ないって! いや、社民党のTさんだけはピクっと反応していたな。私は隣に座っていたから、動いたのがわかった......。でもこの増山氏、あの東京芸大の出身だ。正確にいえば中退らしいけど、入ったというだけで、絵の描けない私は尊敬する。
「どうせなら、選挙で胸の谷間を見せながら、『政界の谷間の社民党から出馬の増山麗奈でーす』と言ってみたらどうですか」
と、おチャラケで提案してみた。はい、「ふふーん、そこまでやれねーだろ」という挑戦です。そうしたら増山氏は、ニコニコしながら「それ、いいですね!」とノリノリ......。
「エロは平和の証しなんですよ!」と主張するワケワカメの人だけど、明るいのはいいことです。ということで、最後まで耐えられたの、私。とりあえず、彼女が次期参院選で話題になって、投票率が伸びたらいいなあと思う。
Written by 安積明子
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