明けましておめでとうございます。今年は奇妙なくらい暖かいですね。昨年のお正月は、兵庫県で雪が降りました。でも今年はほとんど厚いコートを着ていません。コーディガンで十分です。
そればかりではありません。年明け早々の大発会でいきなり株の暴落。サウジアラビアとイランの喧嘩は中東の他の国にも伝播しているし。さらに6日には北朝鮮が「水爆の実験、やっちゃいましたあ♡」と発表。めまぐるしいほどいろんなことが起きていますね。タレントのベッキーの不倫も発覚したし。
しかし前年に育児休業を発表した自民党の宮崎謙介衆院議員だけは、いくら自民党の先輩議員から批判されようと、ひたすら金子恵美衆院議員のお尻に敷かれ...もとい金子氏への愛を貫くように自説を曲げていません。北朝鮮が主張する「水爆実験」が行われようと、予定通りに若手議員の会を開き、仲間の議員から「オレたち、来月から育児休業する宮崎の仕事をワークシェアリングするよ」と応援されて、「そうだよ、オレたち友達だよな」とばかりに嬉しそう......。ちょっとちょっと!国政って中学のクラブ活動レベルなの?
ああ、情けない。でも私にとっての一番の「異変」は、あの蓮舫民主党代表代行の主張に全く同意せざるをえないこと。蓮舫氏は宮崎氏に反対しています。もっと詳しく話を聞きたくて、7日の会見で質問しました。
蓮舫氏の主張は、男性の育児参加を議論することはいいが、夫婦ともに国会議員の場合、同時に育児休業をとるのには反対だとのこと。
「世の中は緩やかな社会ではない。厳しい世界におかれている人たちに『国会議員はお気楽な仕事だ』と思われかねない」
うーん、正論ですね。思わず応援したくなっちゃうくらい......。おっと、やっぱり今年は異常な年だわっ!!
Written by 安積明子
Photo by 一番じゃなきゃダメですか?
【関連記事】
●【育児休暇の宮崎議員】永田町の同僚に暴露された"ウラの顔"
●民主党に聞く! SEALDsが提唱する新法案「立憲主義促進法案」ってナニ?
●民主党・岡田代表、寝癖を直さず記者会見! それを指摘したところ...