いやもう大変ですよ、維新の党とおおさか維新の会がいきなり円満に解党を合意しちゃって。そのちょっと前に、時事通信が解党の条件を書いた記事を配信したら、松野頼久代表が会見でえらく気色ばんでいましたけど、あれは何だったんでしょうか。おおさか維新の会側の言い分で、書いちゃったからでしょうか。結果的に同じじゃないでしょうか。まあでもいいか。めでたく別れる(分かれる)ことができたんだから(笑)。
もうね、これまでいろんなことが聞こえていたんですよ。たとえば松野執行部から除名された大阪系の議員たちは、「なんだよ、オレたちは上西小百合と同じ扱いかよ(怒)!」とひねくれちゃったらしいです。でもね、外から見たらあまり変らなかったりして......。いや冗談ですよ、冗談! 5%くらいはね!
でも維新の党は民主党とくっつくとして、これからどうなるんでしょうかね。そもそも永田町で動いているのは、維新の党や民主党だけではないですからね。そう、忘れてはいけません。あの次世代の党も実は動いていたんですよ!
次世代の党といえば、ついこの間、「党名を変える」とかで話題になりました。はい、私が知る限り、永田町で3名がそれを知っていました。なんでも「日本の心を大切にする党」とかに変えたいというのが、中山恭子党首のご希望だったとか。
でもね、だいたい「明るい町づくり」「差別のない社会を」などをスローガンに掲げている自治体ほど、暗くて陰気で差別があるものです。「日本の心を大切にする党」なんて名付けたら、それこそ日本の心がすさんじゃいませんか? そもそも「日本の心」って何ですか? 「和をもって尊しとする」ということなら、共産党とも手を組むということですか?
とりあえずその名前、長くないですか? 長い政党名は、「生活の党と山本太郎となかまたち」で十分なんですけど。いやホント、これも覚えにくいですよね。「生活の党と山本一太となかまたち」とよく間違える......。いや、そんなこと、あらへんあらへん(笑)!
Written by 安積明子
Photo by Martin Hricko
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