11月18日の「金スマ」では民進党の蓮舫代表のお宅拝見が放送されました。蓮舫氏が住む家は実家で、父親が台湾バナナの輸入で財をなしているので、なかなかの豪邸です。
家族は蓮舫氏と夫、双子の子どもたちに蓮舫氏の母親。蓮舫氏は結婚とともに戸籍では夫方の「村田」姓になっているので、いわば「サザエさん」ですね。でも日曜日の夕方に、ちょっと寂しい思いとともにほのぼのとした気持で見るアニメの「サザエさん」とは全く家風が違うようです。
なんていっても玄関で、まず犬が出迎えるところから違います。サザエさんではタマかタラちゃんが「タリラリラー♪」という音を立てて「いらっちゃいませ」と言ってくれそうですが。
次にリビングも違います。サザエさんでは一家が揃う円卓のある茶の間ですが、蓮舫氏は洒落た家具が配置されたリビング。家具は亡父が使っていたものだとか。どうりで色もデザインも、日本のものとは異なります。
そしてカメラは二階の蓮舫氏の寝室に。ねえ、どうして寝室まで見せるのよ?そこまでプライバシーを明らかにするなら、国籍選択宣言をした証拠を見せなさいよ!
と、まあこう言いたいところは抑えていると......。長女が出てきました。可愛いです。蓮舫氏にそっくり!というよりも、父親似でしょうか。娘は父親に似ると美人だと言われます。ちなみに私も父に似ていると父方の親戚から言われます。えっ?聞いてないって? あっ、そう......。
でもこの長女、気質は蓮舫氏にそっくりのようです。
「ママが一番上にいて、私と琳(弟)がいて、犬が3匹いて......」
と、家族のヒエラルキーの説明をします。ここまでは段々と左手が下がっていくのですが。
「パパが」
ここで手が一気に下がりました。と、その時です。蓮舫氏の母親が間髪入れずに「猫が」と煽ります。
「あっ、猫もいる」
長女の左手は「猫」の時にはぴょんと上がったので、確実に猫は「パパ」よりも上位のようですね。
これを「サザエさん」に置き換えると、こういうことはぜえーーーーーーーったいにありえません。
まずタラちゃんが、「パパはタマのずうーっと下でちゅ」とは言いません。タラちゃんはタマのことは大好きでしょうが、いくら買い物しようと町まで出かけたが財布を忘れて愉快なサザエさんであっても、我が子に人間とペットの区別を教えているはずです。ですからタマは円卓の下で餌を食べることはあっても、間違ってもマスオさんを差し置いて、波平さんと円卓を囲んでビールを飲むようなことはありえません。
そもそもフネさんがマスオさんをないがしろにはしないと思います。フネさんは髪を後ろにまとめ、いつも白い割烹着を着ている昔ながらの「日本の母」。つつましやかな性格で、そそっかしいサザエさんを、静かにたしなめます。間違っても、リビングで毛皮を着るようなことはありません。もっとも何を着ようとも個人の自由ではありますが。
さて、犬猫未満とされた蓮舫氏の夫は、「フェイドアウトするんじゃないですかね」と妻に言われた結果......。
「序列ですか。最下位じゃないですか。植物以下ですね。植物は光合成するじゃないですか。自立していますよ、水さえあれば生きていける。私は水だけでは生きていけない」
と自虐的。なんと凄まじい格差社会ならぬ格差家庭を暴露してしまったのです!
民進党は格差社会の是正を訴えていますが、この格差家庭を蓮舫代表は放置するのでしょうか?
ちなみに蓮舫代表を支える野田佳彦幹事長は、家庭では「非暴力無抵抗」だそうです。
それにしても民進党、こんなに好感度を低めてどうするんでしょうか。これで次期衆院選では、5議席くらいは減ったのではないでしょうか。
Written by 安積明子
Photo by 一番じゃなきゃダメですか?
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