2月5日の衆議院予算委員会で「不規則発言した」との理由で、立憲民主党など6党から懲罰動議を提出された日本維新の会の足立康史衆議院議員。日本維新の会は2月6日、足立議員の党内の役職を停止し、委員会での発言を禁止しました。もちろんテレビ出演なども一切禁止です。それから2か月もたちましたが、いまだ処分は解除されず......。
ですからほぼ"浦島太郎状態"なんでしょうね。私が先日事務所に行って、「なにかありませんか」と"ネタ"について聞いた時、足立議員はおもむろにキッチンに立ち、冷蔵庫からアイスクリームをとり出して手渡してくれました(それ、"ネタ"とちゃうやん!)。もちろん、有難く頂きましたけど。
しかしずっとこの状態が続いて、相当のストレスがあるみたいです。この間なんか、こんなこと言っちゃいましたよ!
「あー! もう離党しようかな!」
えっ、まさか!本当ですか?
「いや、ウソウソ。そやけどね、もし離党したら僕、どこへ行ったらいい? 立憲民主党がいいかな?」
それ、実現すると面白いですよね。国対委員長代理になって、(足立議員が熱愛する)辻元清美委員長にお仕えするとか......。
「ええな、僕それ賛成。ずっとそばにいて、関西ナマコンの件を追及するとか......」
でも足立議員は比例復活ですから、立憲民主党は無理ですね(2017年10月の衆院選時に近畿ブロック内で立憲民主党の候補が立っているため、公職選挙法第99条の2によって、足立議員が立憲民主党に入党するには議員辞職しなくてはいけなくなる)。
「じゃ、院内会派を組むか。でも僕は希望の党でもええねんけどな」
希望の党も2017年10月に近畿ブロック内で候補を立てているので入党は無理でしょうけど、新党構想もあるようなので、いちおう受け入れてくれるかどうか聞いておきますね、希望の党の玉木雄一郎代表に。
ということで私、民進党との合流について話し合うために役員会に行こうとしている玉木議員をつかまえて聞いてきました。希望の党(あるいは新党)に足立議員が入りたいというのなら、受け入れてもらえます?
そうしたら玉木代表はちょっと"嫌な顔"をして、こう言いました。
「いいよー。僕の悪口を絶対に言わないと約束するなら」
それを聞いた足立議員は即、「あっ、それ無理!」と。
なので、立憲民主党にも希望の党(あるいは新党)にも行けない、いや行かない足立議員。やはり日本維新の会がいいそうです。
注)政党の"居心地"については個人差がありますので、本稿にて一律に保証するものではありません。(文◎安積明子)
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