8月6日開催の命名・進水式までは国防上の機密扱いとなっていた、平成22年度護衛艦19,500トン型(22DDH)。
従来のDDH「ひゅうが」、「いせ」と比べても全長が50メートル以上長く、ヘリ空母としては空前規模の護衛艦とのことで注目を集めている。
もちろん中国ネットユーザらもこの22DDHへ警戒感を募らせており、軍事情報を扱う中国サイトでは以前から22DDHに纏わる情報を独自に入手し、こぞって掲載している。
このように敵意むき出しの隣国ネットユーザからの注目がある以上、死守しなければならない筈の機密情報なのだが...。
なんと、海上幕僚監部公式PDFより流出することとなってしまった。
一応該当PDF書類では艦名が黒塗りにされているのだが、黒塗り部分にカーソルを合わせると『Googleで「いずも」を検索』と表示されてしまうことが拡散されてしまったのだ。
この艦名流出を受け、早速Wikipediaには命名式を前に「艦名:いずも」と表記されてしまっている。
また、命名由来に関しては、2012年12月の段階で次のような的確な予想を、見事的中させている者が存在。
次の24は22と同サイズで、それが出来たらまた新たに考えるでしょう。
ひゅうが(日向=高千穂=天孫降臨の地)、いせ(伊勢=伊勢神宮)ときたので、いずも(出雲=皇室同様天照の子孫の千家家いる地)ってのはどうでしょう。
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回答日時:2012/12/29 15:33:43
今回の流出騒動で国防上の大きな損失は無いだろうが、PDF制作という基本的な資料作成に落ち度があるという点で、秘匿性の信頼度には大きな傷跡が残る。
また、「22DDH」の命名を的中させたヤフー知恵袋の軍事マニアには、次期「24DDH」の命名的中にも期待したい。
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Written by Air Combat Command
Photo by Virgin Photo Media
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