無闇に封書を開けるのは危険
自身の容姿容貌や境遇の悪さをコンプレックスとしており、その刃を歪んだ形で女性に向ける「インセル」と呼ばれる男性の問題が世界的に取り沙汰されている。アメリカでは2014年にインセル掲示板で活動していた男性が、銃乱射事件の加害者となり6人を殺害し、その後自殺するという事件が大きな社会問題となった。
そんな「インセル」をこじらせたと見られる人物が現在、Twitter上で不可解な犯行を告白し話題を集めている。
問題のツイートには「誰々(ツイートは実名)の実家に送ってやった。娘の無修正写真を観て何を思うのか?」という主旨であり、無修正作品のキャプチャー画像に、セクシー女優が両親とともに写る画像、そしてセクシー女優の自宅住所が印字貼り付けされた封筒の画像がある。
封筒には切手が貼られていないため、ネタではと考えるものもいるようだが、住所及び本名の公開や家族写真の公開もあるため極めて悪質な行為と言わざるを得ない。
「無敵の人怖いわ。ネット取り上げろよ」
「クズにも程がある」
「インセルやん」
「これ本人が警察行ったら日本国内で無修正動画を配布して捕まるから警察に言えないパターンやで」
「なんの恨みがあっての事かひでえ」
「何も悪いことしてないんだからやめとけよ」
「自分の人生が糞だからってこういうことする人引くわ」
「こういう流出あったあと本人と家族ってどうなるんだろう」
「今までも身バレとかちょこちょこあっただろうに何故この人を標的にしたのか謎だ」
また、ツイートと共に公開されていた封筒画像には、送り主として複数の人物から送られていることを偽装するかのように様々な連絡先が記されているため、この不可解に電話番号までが記された送り主に関しても憶測が飛び交うことに。
「連絡先書いてるのは連絡してもらって、あわよくばやろうとしてるんだろうな。頭おかしいなこういうキモヲタは」
「これ発送元本人の住所じゃないんだろな。人格異常者だろ」
「これ、連絡先にしてる相手も嫌がらせの標的にしてるんじゃないかな」
中には女性の犯行を疑うものもいるようだが、現在までの段階では男性の仕業とみる論調が圧倒的多数派となっている。実際の送付がなかったとしても極めてたちの悪いイヤガラセ。かならず処罰を受けることを願いたい。(文◎編集部)
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