偏差値23のわたしでもエリート気分が味わえる　東京大学内にある和のかき氷店

　だんだんとTシャツ姿の人が多くなってきた今日この頃。学生の頃はゴールデンウィークが明けると更に2日間無断欠勤をし、その時間を利用し夢の国によく足を運んでいました（ゴールデンウィーク明けはどのアトラクションもめちゃくちゃ空いてるんです♡）。

　そんな感じでゆる～く学生時代をエンジョイしていたので、毎回テストでは赤点が当たり前。全国模試では"偏差値23"と驚愕的な数字を出すほどお頭が弱く..."東京大学"なんてドラゴン桜に登場する架空の大学だと思ってました。

　一昨年あたりから"冬季限定"として、個人的に「かき氷ブーム」が一気に訪れ、都内の通年かき氷店は全て訪問済み！　そんな中で、「こんなおバカが入っていいの？」と毎回行く度にドキドキする通年かき氷を提供するお店が、なんと...東京大学構内にあるのです！！！

　丸の内線本郷三丁目から歩いて数分、東京大学本郷キャンパスの春日門側にあるダイワユビキタス学術研究館の1階。「厨菓子くろぎ」さん。

　細い杉板が張り巡らされたとっても個性的で、ここが東京大学なことを忘れてしまうほど落ち着いた、どっしりとした空間が広がりっております。
　店内はもちろんですが、テラス席もあり暖かい季節は風を感じながら和菓子を楽しむこともできますし、冬は電気毛布があるので毛布にくるまりながらかき氷を食べるのが最高に美味しいです◎！

　厨菓子くろぎさんと言えば、やはり定番の「蕨もち」がとてもおすすめらしいのですが...私自身かき氷以外、眼中にない！！！（是非、食べたことのある方は阿佐ヶ谷ロフトAで食べた感想を聞かせてください）

　毎月くろぎさんでは期間限定（１カ月間）のかき氷をご提供しており、5月のかき氷は「はちみつ奴」。

　あ～...美味しい（食べたときのことを思い出しながら）。

　普通の人が考えるかき氷の大きさはきっと、セブ〇イレブンのアイスコーヒーLサイズの大きさに氷が入っているくらいの感覚かと思いますが、くろぎさんのかき氷はバレーボールくらいあります！ めちゃくちゃ大きいんです！ 本当にすっごく大きくて、最初出会った当時は完食ができませんでしたが、最近は一瞬にして完食できます。

　なんと、美しいフォルムでしょうか。そして、今回は名前の通り"はちみつとお豆腐のかき氷"なんです。はちみつでかなりマイルドに柔らかい味わいになり、上に載っている大きな梅干しも食べ進めていく中でのアクセントとなり、中には鹿の子がぎゅぎゅっと詰まっています。

　他の店舗さんでもお豆腐系のかき氷はあるのですが、どこもお豆腐ではなく、"豆乳感"が強くて「あれ？ お豆腐なのか？」と思ってしまうのですが、くろぎさんのは、本当に...『お豆腐』を食べている感じ！ とってもお豆腐なクリームなんです！ ...これ、文章では全然伝わんないから本当に残念だよ。一度でいいから食べてみて頂きたいよ！（心の叫び）

　期間限定だからこそ、毎日お昼過ぎくらいには完売してしまうほど大人気！ 今月限定ですが、是非お時間ある方は東大生気分を味わいながらはちみつ奴に舌鼓してはいかがでしょうか？（文◎おくはらしおり@阿佐ヶ谷ロフトA　「ビバ★ヒルメシッ！」）

おくはらしおり Instagram　
@okuhara.1990（かき氷とラーメンと時々カレー）