灼熱の日比谷野音で指原莉乃プロデュース「=LOVE」が汗だくのパフォーマンス|久田将義

2018年07月02日 「=LOVE」 久田将義 指原莉乃プロデュース 日比谷野音

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 現在、テレビで見ない日はない、人気者HKT48の指原莉乃と代々木アニメーション学院がコラボしたアイドル・声優ユニット「=LOVE」が、1日に日比谷野音でパフォーマンスをしました。

 
野音にプロデューサーのさっしー登場


 この日の東京は真夏日。30度はとっくに超えている中、「=LOVE」(以下・イコラブ)の12人がステージに登場。
 の、前に客がざわつきます。後ろを振り返るとスタッフにガードされながら、プロデューサーの指原莉乃が現場に到着。テントの下の席に着きます。直前までツイッターで「イコラブ、頑張れ」というツイートしていたので、さすがにこの炎天下だから、家でshowroom配信で見ているのだろうと考えていました。予想を良い意味で裏切られます。真夏の屋外であろうが、プロデュースしたアイドルのパフォーマンスを直に見たいという純粋な気持ちです。
 関係者席から指原莉乃がよく見えたので、反応をうかがってみていたのですが、目が真剣そのもの。プロデューサー的厳しい視線なのかな、と思っていたら、メンバーがウマ飛びをするシーンでは、「可愛い」とばかりに、アイドルヲタの笑顔でした。指原莉乃のアイドル好きは、真剣なんだなあと改めて確認した次第です。

 イコラブは、夏向けの半そでの制服の衣装で登場。会場が俄然盛り上がります。一曲ごとに水を飲みながらのパフォーマンス。日陰とは言え時間はまだ3時過ぎですから、よく頑張りました。座っているだけでもサウナ状態の1日昼すぎでしたし。
 12人全員が汗だくでのダンス。指原莉乃っぽいセレクトの「アイドルらしいアイドル」の12人だなと感じました。やはり、衣装の半そで制服がそれだけで夏を感じさせています。これは大きいです。
 欅坂46「不協和音」を彷彿させるようなパフォーマンスもあり、最後指原莉乃の手紙を読んで泣いてしまうセンター、高松瞳というちょっとした感動アクシデントもあり、でした。


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 指原莉乃の手紙の内容で「シングルのペースが超アイドルに比べるとゆっくりですが、」としながら「テレビに出たりすることは少ないけど、メンバーがテレビに出ると」「いいグループになって、いいファンがついたなあと心の底から思います」という部分は、プロデューサー指原莉乃が作り上げるアイドル像が伝わってきました。
 デビュー曲「=LOVE」から始まってイコラブの持ち味を発揮したのではないでしょうか。「いいファンがついたなあ」という指原莉乃の想いが込められた「イコラブ」の灼熱下でのパフォーマンスでした。


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 屋外と言うと、一瞬、埼玉西武ドーム(実際は室内ではない)でのAKB48メンバーが過呼吸で倒れていくというシーンを思い出してしまいましたが、それもなく無事に終了。実は、「無事に終了」がとても大切ではないでしょうか。
 これから様々な夏フェスが始まりますが、くれぐれも異常気候の夏には水分補給は一曲ごとに取るくらいのペースで読者の皆様も楽しまれて下さい。因みに、僕はかなりぐったりしました。(文◎久田将義 写真SACRA MUSIC

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