あえて疑問を呈します 誰もが称賛する青山学院原監督が競技中にバラエティ出演はアリなのか

2018年10月09日 原監督 青山学院大学 駅伝

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 なぜこれが「さすが原監督」みたいな論調になっているのが理解出来ませんが、駅伝の世界では普通なのでしょうか。8日に出雲全日本大学選抜駅伝が行われ、青学大が2年ぶり4度目の優勝を飾りました。

 8日のスタート時で、原晋監督はフジテレビ「バイキング」に出演。「走るのは選手」とコメントとしていますが、どうも解せません。名指導者である事は、成績を見れば分かりますが、ここは置いておきます。

 大学スポーツを見てみます。ラグビーですと監督がいて、ヘッドコーチがいる訳ですが、当然試合中はスタンドで観戦しています。野球もそうでしょう。他スポーツも違いないと思われます(違っていたらご指摘ください)。

 大学スポーツだけでなく、プロスポーツもそうでしょう。

 勝ったから良いものの、負けていたらどうするのでしょうか。

 百歩譲って、大学の会議などで出席しなければならないというのなら分かります。が、選手の信頼を受けているとは言え、そしてテレビ出演でスタート時にとは言え、監督不在というスポーツってあるのでしょうか。そこまでしてテレビと出演をしなければならない理由は何でしょうか。タレント業が本業だったら理解できます。本業を優先すべきです。原監督は大学の監督が正式な立場ではなかったのでしょうか。

 要するに筋が通っていないのでは、という事です。

 以前、自民党党大会(第84回)を取材した際です。原監督がゲストで出ていた時は、スポーツ選手をゲストで呼ぶのは自民党の常套なので意外には思いませんでした(昨年はスピードスケートの高木美帆選手)。が、その時も、青学生が出場する日本学生ハーフマラソンを欠席。

 また、大相撲が日馬富士暴行事件で揺れた時、相撲研修会で講演しました。今回の貴乃花騒動でもテレビ出演してコメントをしています。

 原監督のコメンテーターとしての力量があるのは誰もが認めています。従って、番組や講演に呼ばれるのはよく分かります。需要があるから出演するのも分かります。

 一つ気になるのが出馬情報です。スポーツ枠から国政選挙に出馬させるのが常となっている自由民主党から来年の参院選に出馬するのでは、と噂されています。人柄も立派、実績も言う事無し、スピーチも上手。政治家(立候補者)としての資質は十分です。

 とは言え、スポーツ人の在り方として、タレント業(コメンテーター)を優先させるのか、監督としての立場を重んずるのか、今回はどうもしっくりいきませんでした。

 いや、原監督に違和感を覚えているのではなく、それに疑問符を付けないメディアに違和感を抱いているのです。(文・久田将義)
 
 

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