「微笑みの国」は意外にも銃社会だった! 現地人男性と女性を奪い合い射殺されたフランス人を教訓に

2018年12月19日 タイ フランス人男性 射殺 殺人事件

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france.jpg監視カメラには衝撃的な映像が録画されていた


「微笑みの国」タイを旅行中に何かのきっかけで現地女性と仲良くなった経験のある男性は少なからずいるのではないでしょうか。親密になったタイ人女性から様々な相談を受けるようにもなり、それがまた嬉しかったりもするものです。しかしそんな諸兄にとって他人事ではない殺人事件が起きてしまいました。

 12月12日、バンコクの外国人が多く居住するスクンビット地区ソイ11/1にあるスポーツバー「ラッキーショット」でフランス人男性(41)が女性と飲んでいました。すると自分のまた別の彼女であるタイ人女性が店内で一人で飲んでいたタイ人男性のもとへ近寄り、親しげに話しているのが目に入ります。

 この女性、タイ人男性に恋人のフランス人男性は浮気者でウンザリしたから別れたいと相談を持ちかけていたのです。

 2人の男性はどういう経緯か不明ですが以前から面識があります。フランス人男性は自分の彼女がタイ人男性に気があると誤解してタイ人男性のもとへ向かい口論の末に殴り合いの喧嘩に発展してしまいました。

 すると巨漢のフランス人相手で勝ち目のないタイ人男性は所持していた拳銃を取り出して5発威嚇発砲。そのため喧嘩は収まり、フランス人男性は店を出ます。

 フランス人男性は7~8か月前からタイに移り住み職探し中でした。8階に自分の部屋があるソイ13の複合ビル「ザ・トレンディー」に戻ったところ、追いかけてきたタイ人男性に1階の「ダンキンドーナツ」の店頭で射殺されました。

 警察の現場検証によると、被害者は血だまりの中で仰向けに倒れていて、左腕を貫通した銃弾が肺から心臓に達していました。さらに臀部右側にも銃痕があり、合計2発命中していました。

 実は犯人のタイ人男性は非番中の警察官で、警察官宿舎に帰っていたところを捜査員に逮捕されています。

 この容疑者、2012年にもタクシー運転手を射殺していますが、麻薬関係で指名手配中だったタクシー運転手を拘束しようとしたところ車で自分に向かってきたために正当防衛で発砲したと主張して係争中の身でした。

 フランス人男性は、まさか撃たれるとは思わなかったことでしょう。タイは日本よりずっと銃が身近にある社会です。さらに外国人は喧嘩も注意が必要です。喧嘩の場に居合わせた全く無関係の野次馬がタイ人側に加勢して外国人が袋叩きにされたという話を何度も耳にしました。

 数日の観光程度では訪れた店で知り合った女性をめぐりタイ人男性と喧嘩になるケースはあまりないかもしれませんが、滞在が長くなり、タイ社会に深く入っていけばいくほど、このようないさかいに巻き込まれる危険性は高いと言えます。

 ふつうに観光する分には「微笑みの国」でも、リアルな現地生活では日本と同様、笑顔だけでは済まないことばかり。どうぞお気を付けください。(取材・文◎赤熊賢)


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