佐村河内守(さむらごうち・まもる)
内画10(凶)、地画7(吉)、外画24(最大吉)、総画数33(大吉)
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強運を示す「総画33」にまず着目したい。よく知られた彼の成功はこの総画の恩恵で、さらに人間関係や恋愛、金運にも影響する外画が「24の最大吉」。
この算出通り彼は名声と良好な人間関係、CD売上の膨大な印税収入を手にした。思い出されるのが同じ広島出身の矢沢永吉だ。実は矢沢永吉も彼と同様に強運の総画数33を持つ音楽家である。「ビートルズにはなれなかったけどヤザワにはなれた」の至言通り、売れないバンドマンから成功を手にした矢沢と彼は共通点が多い。いや、むしろ彼はその上を行く。なぜなら、ビートルズにはなれなかったがベートーベンになっているからだ。
唯一の凶数である「内画10」に凋落の理由は見出される。内画とは自身の心根を示す。「引っ込み思案」で「マイナス思考」な性格が撫育された筈で、強運に護られ野心を達成したと思われた彼の真の姿は、小胆で懦弱な男だった。
ちなみに元パートナー新垣隆さんは総画33をも超える「大強運数総画39」と移り気を意味する「内画26」を有している。ここだけを見れば、二人の関係で主導権を握っていたのは新垣さんの方だと思える。すべての原因はそこに伏在しているのでは......。
新垣さんのように矛盾する二つの性格を持合せている人は、他人のために動くとうまくいく。例えば「弱小芸能事務所のマネージャー」は適職かもしれない。生来の野心達成は会社を押し上げる力になるし、微細な内面は、気まぐれな芸能人の本音を汲み取るのに役立つに違いない。
【注目記事】
新垣さんへの敵意あらわ...会見で見えた佐村河内守氏の人間性
Written by 細田マサシ
放送作家。71年生まれ。姓名判断を得意とし、過去『実話ナックルズ』で犯罪者の性格、適職を占う「ホシ占い」を連載。一昨年、歴史ミステリー『坂本龍馬はいなかった』上梓。
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