水にこだわり始めたら「アブナイヨ」のサイン?
今年春、幕張メッセで復活ライブを行った人気グループ「X」。その日、大きな歓声に包まれながら登場したのは、メインボーカルのA氏でした。捜査関係者によると、そんな彼には昨年末以降、違法ドラッグ使用の疑惑が付きまとっているといいます。
「個人的なこともありましたし、メンバーには感謝してもしきれません」
ライブでは感謝の言葉を何度も口にしていたA氏ですが、ステージに立つと「以前は崖っぷちみたいな感じだった」と"心の闇"を語っていました。
そんなA氏が12月上旬以降、頻繁に出入りしているのは、芸能人たちが日夜集う都内のラウンジ「B」。同店関係者が次のように証言します。
「彼はいつもスタッフ数人を引き連れてやってきますが、テンションにムラがありすぎるんです。うつ状態のときもあれば、ソファで騒いでノリノリのときもある。店では決まって、ある"儀式"をするんです」
A氏はバッグの中から小瓶を取り出し、「これを飲めば体調が良くなる」とホステスたちに自慢げに話すと、それを一気に飲み干すというのです。その数分後、決まって「元気になったわ」と話し、ハイテンションになるといいます。
「もともとA氏はスピリチュアルな世界に傾斜しがちなタイプ」と明かすのは、A氏を知る音楽関係者です。
「数年前は、生体エネルギー理論にハマっていて、数百万を払って謎の装置を購入し、部屋中に敷き詰めたりしていました。スピリチュアルな人間は最終的に水にこだわりを持つのが世の常ですが、案の定、A氏は最近よくわからない水にも手を出し、メンバーたちに勧めるなどの奇行も目立ちますね」
一方、こうしたA氏の奇行に目を光らせているのが捜査当局です。ある捜査関係者は「A氏の内偵調査を続けていることは事実」と明かし、次のように語っています。
「彼は札幌に頻繁に行くことが分かっているのですが、ドラッグを使用しているという情報があるんです。端緒となったのは、捜査当局による暴力団捜査。ある暴力団関係者を覚醒剤で逮捕したところ、その売買履歴の延長にA氏の名前が浮上したのです」
実は、A氏は2年前まで所属事務所が借り上げた東京目黒区内の高級ホテルの一室で暮らしていたことがあるといいます。
「その頃からA氏は、部屋に夜な夜な女を呼び、薬物セックスに興じているという噂が出ていました。10年11月、彼は体調不良でホテルから病院に搬送されたことがある。表向きには『出前を食べた後に気分が悪くなり、嘔吐するなどした』となっていますが、午前5時半頃、都内の病院に救急搬送された時は、薬物によるオーバードーズだったというのが真相でしょう」 (前出の音楽関係者)
周囲は、なんとかA氏を更生させたいとの思いから、様々な手を尽くしたといいます。一度薬物に手を染めたら、もう2度とこの世界には戻ってこられないのでしょうか。(取材・文◎特別取材班)
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