ふつう、呼びます? 自宅に女子高生を。
ワイドショーでは、芸能人コメンテーターや半分芸能人ジャーナリストが「芸能生活、長くなると気を遣われて誰も来なくなる」とか「男一人で寂しくなる事があるのよ、わかる」とか。
バカじゃ......いや、どうかしてません?
感覚がマヒしていません? 「芸能界村」だというのは十分にわかります。しかし、こういう時こそ身内に厳しくしなければならないのではないでしょうか。
少し前、「相撲界村」について批判していたのに、自分の「村」の出来事になると甘くなる。ご都合主義の最たるものです。
また「山口メンバーが本当に反省しているのがすごく伝わってきました」というコメンテーターもいました。当たり前じゃないですか。ここで反省しなければ、どこで反省するというのでしょう。
僕は山口達也の常習性を疑っています。前記のように、寂しくなったから自宅で飲もうというパターンは間々ある事です。
しかし、そういう時に、「女子高生と飲みますか?」っていう話です。どうしたらそういう発想に行きつくのか。それは常習性があったからだと思っています。
性欲が湧いたとしましょう。女子高生を呼びます? そういう時の為に風俗があるのではないですか(ちなみに、彼が酒気帯び運転で2011年に書類送検されましたが、この頃から警察にマークされていたという情報もあります)。
で、夜の八時に呼ばれた女子高生からすれば、一人で行くのはちょっと怖いし、友達と二人で訪れるのはギリギリの判断でしょう。
46歳の芸能界のトップクラスの、そして日焼けした小柄だけど大の大人に呼びつけられて怒鳴られたら。さらにキスまでされたら、その女子高生、それは怖かったでしょう。親御さんが激怒するのは当然です。
Metoo案件、そのものです。
記者会見では敏腕弁護士として名高い、矢田次男顧問弁護士が傍らについていました。質問には、「詳細は言えない」という態で押し通します。これは「訴追の恐れがあるから」と言って証言を避けた佐川元国税庁長官と同様です。
従って、結局、本人の口からは「あの夜、何が起きて、どういう事案だったのか」は語られませんでした。
が、「実話ナックルズ」2月号では、ほぼ予告に近い形で本件の事を記事にしていました。古巣だからといって、ひいき目にする訳ではありませんが「さすが」と思いました。
その頃から周辺では山口達也の行いは知られていたという事に他なりません。今後、常習性があるかないかを焦点に見ていきたいと思います。また本件が不起訴・起訴になるかは、通常は不起訴(起訴猶予)になる可能性が高い(こちらを参照してください)訳ですが、この事件の「真相」は全然解明されていません。
ところで、なぜ『山口メンバー』と呼称するかという理由は、逮捕されていない、提訴されていないから「容疑者」「被告」など呼ばずメンバーとつけていると言っていた局もありましたが、では小出恵介は? 高畑裕太は? そのほか淫行(山口達也の行為はそれに近いものです)した芸能人は? 全く説得力がありません。従って、本サイトでは敬称略とさせて頂きました。(文◎久田将義)
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