壮絶人生!くず米を喰らう極貧地下アイドルが『カイジ』(TBS)参戦!

2017年12月28日 アイドル カイジ 地下アイドル 極貧

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今月28日、福本伸行の人気漫画「カイジ」シリーズが、TBSで実写バラエティ番組『人生逆転バトル カイジ』として放送されます。番組では、借金を抱えた12人が賞金200万円などを目指し、漫画でも描かれた「鉄鋼渡り」など精神と肉体を駆使した真剣勝負に挑みます。

この番組に挑戦する一人の参加者が注目を集めています。大浦忠明、40歳です。2016年と2017年にフジテレビ「ザ・ノンフィクション」で特集され、多くの注目を集めた人です。

大浦忠明の現在の借金額は550万円。知人に金を貸したまま連絡が取れなくなったり、給料未払いのまま経営者に逃げられたり裏切られ続け、多額の借金を抱えることになりました。

家賃2万9000円の風呂なしアパートで、鳥の餌であるクズ米に大量のタバスコを掛けて食べる極貧生活で、視聴者に大きな衝撃を与えました。

そんな大浦忠明は性同一性障害。理系の有名大学を卒業後、就職活動に失敗。派遣社員として生活を送っていた24歳のとき、デパートで目にしたワンピースを着たことで運命が変わりました。喉仏を切り豊胸サプリを飲み、ニューハーフに転身。父親と絶縁状態になり、戸籍上の名前も大浦忠明(ただあき)から読み方を(きらら)に変えました。

番組では、屈強な外国人に混ざり日当7000円の解体現場の日雇いで働きながら、地下アイドルとして活動している様子が放送されました。「カイジ」でも「ノンフィクション系地下2階アイドル」という異名が付いている通り、一般的な地下アイドルとも異なります。包帯でぐるぐる巻きになったサンタクロースのコスプレで、童謡「あわてんぼうのサンタクロース」を歌う姿は、日曜の昼にはディープ過ぎました。

大浦忠明は地下アイドルとして、自分の場所を見つけたかにみえましたが、解体現場の事故で右手首が砕けてしまい、一ヶ月の入院。さらに日当も5000円に下げられ、ニューハーフヘルスの面接を受けるまで生活が切迫。加えて、借金を返す目処が立たず、オーバードーズで自殺を図るなど、不幸の連鎖が止まりません。

その後、父親と連絡が付いたり、ショーパブでの仕事に戻ったり、やや人生が上向きそうな姿が描かれた大浦忠明。空回り続ける姿と、どことなく憎めないキャラクターで、ネット上で大きな反響を呼びました。

そんな大浦忠明が「カイジ」に参戦することが発表されました。優勝賞金200万円使い道は、怪我の治療に充てる予定とコメント。途中で止めている右手首の骨折、虫歯、オーバードーズによる食道潰瘍の治療。そして最近、朝勃ちを手で抑えたら陰茎が折れてしまい「ペニス骨折」を患ったそうです。

Twitterを覗いてみたところ「アルコールが制御できないのは、心無いコメント者のせいだ」と投稿しており、アンチと酒と戦っている様子。どこまでも不器用です。

「カイジ」には、酒とギャンブルに溺れる借金750万円の芸人や20代のホームレス、借金8億円の個人事業主など選りすぐりのクズが参戦。果たして、大浦忠明は200万円を手にし、普通の生活を送る足がかりを得ることができるのか。目が離せません。


取材・文◎杏

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