Photo by たかじん やっぱ好きやねん ‐シングル・コレクション‐
「関西で、これほど華やかで派手なお別れ会ははじめてや!」とも言われた、やしきたかじんのお別れ会。3月3日に盛大に行われた会には、人気のフリーアナウンサー3名が司会進行を務め、出席した有名タレントがたかじんを偲びながらも楽しい思い出話を披露した。
そんな悲しくも楽しい会で、かつて20本近いレギュラー番組を抱え、数々の大物芸人と共に関西芸能界に君臨していたタレントTが大暴れしたという。お別れ会に出席していたという業界関係者は、この日のTの言動について次のように話す。
「お別れ会は、たかじんさんと親交のあった人々に司会の方がインタビューをしていくというものでした。一人の持ち時間は、だいたい3分から4分程度という説明が事前にスタッフさんからあったのですが......。どういう訳か、Tさんがマイクを独占し漫談をはじめまして」
関係者の話によると、Tは「たかじんさんには、むちゃくちゃされましたわ」というテーマで、15分以上も話し続ける暴挙に出たという。しかも、Tはここ10年ほど、たかじんと親密に付き合っていなかったせいか、話の鮮度は落ちに落ちており、会場が笑いに包まれることはなかったという。前出の関係者は、そのときの様子をこう語る。
「15年前まで、Tさんは"超"がつく人気タレントでした。その時なら一人で15分以上の漫談をやっても盛り上がったと思います。しかし、いまのTさんの活動といえばお得意の"オリジナル健康法"を語る地方の講演会と、ラジオ番組のレギュラーが1本。それだけタレントパワーが落ちた人の漫談ほど聞き苦しいものはないですよ。Tさん本人も、あまりにもスベっていたので顔から汗が噴き出していました(苦笑)」
その失敗を挽回したい気持ちのあらわれからか、なんとTは司会からマイクを奪い取り、出席者にインタビューをはじめる暴挙に出た。
「Tさんより年下の若手芸人や、トークがそこまで達者ではない文化人などをターゲットにインタビューをはじめたのですが......。若手芸人がウケるために言ったコメントをそのまま受け止めて神妙な表情になってしまったり、文化人にキツいツッコミをしてキレられる寸前になったり。失敗に失敗を重ねるTさんは本当に痛々しく、散々な状況でした」
やはり、タレントばかりではなく数多くの業界関係者が出席していたお別れ会ということで、Tはもう一度、返り咲くためにアピールをしたい! という気持ちが爆発し、そのような行動にでてしまったのだろう。
しかし、最終的にTは会を取り仕切る関係者に取り押さえられる形でマイクを奪われ、会場の隅にある座席に追いやられてしまったのだとか。その姿に往年の輝きはみじんもなかったという。自業自得というしかない。
Written by 村上茜丸
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