38歳のガチ恋系ヲタがAKBの15歳メンバーに結婚を申し込み、断られるなり運営のAKSを提訴! 「ホントそういうのやめてください。迷惑なんで......」と言われ、握手終了のサインを出されて握手レーンから追い出され、その直後に彼女が泣き崩れたというのに、「原告のことが嫌いで岩田華怜が泣いたのではなく、運営に本心でないことを言わされたために泣いたと確信する」「岩田華怜は1年半ぶりに原告と会ったにもかかわらず、原告に対する記憶が薄れているどころか、むしろ原告と会話した内容に対して、他のファンには感じないほどに感情が揺さぶられ泣くに至ったと、原告は推測する」「拒絶するよう、運営より岩田華怜に対して指図が出ていた可能性も十分考えられる」「運営は所属メンバー本人の意向に反してまで恋愛感情を引き裂くべきものではない」 と結論付けるポジティブ・シンキングぶりには戦慄するばかりなんですが、AKBグループ唯一の被災者としてドキュメンタリー・オブ・AKBにも出演した岩田華怜は、なんでこんなしんどい目にばかり遭わなきゃいけないのか。アイドルはつくづく大変な職業なわけですが、それと同時にとかく批判されがちなAKBの運営も大変な職業なんだなといまさら思い知らされました。借金してCD3000枚買っていた乃木坂・生駒里奈ヲタが握手会で告白してフラれたからヲタ辞めるかもと告白した騒動もありましたけど、次のドキュメンタリー・オブ・AKBは、こういうガチ恋ヲタの物語にして欲しいなー(他人事)。
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アイドルが握手会でガチ恋系ヲタに求婚されたらどう答えるべきか...『ほぼ日刊 吉田豪』連載112
Written by 吉田豪
Photo by AKB48公式サイトより
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