ブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だとなくならそのまま殺せ!」と書いて炎上した後も、一切反省することなく「すでにこれだけ多くのテレビレギュラーと連載のお仕事を頂戴し、さらにこの上でネット上で私が炎上させて何のメリットがあるのかサッパリわかりません」「炎上で稼がなきゃいけないほどお金に困ってません(断言)。テレビレギュラー週8本をなめんなよ」などと挑発な言動を繰り返した結果、全てのレギュラー番組を失った長谷川豊アナ。
そんな長谷川アナが『あの人はいま! 消えた芸能人&有名人タブーDX』(宝島社)という本でインタビューを受けて、「自業自得の人工透析患者は殺せ!」騒動についてこう語っていました。
「あれはもともと炎上を狙って書いたものでした。『ライブドア』や『ブロゴス』は以前からぼくのことを応援してくれていたので、恩返しをしたいという思いがありました。恩返しならPVを稼ぐしかないので、かなり無理をして汚い言葉を使って頑張った。ぼくはアナウンサーだから汚い言葉には抵抗があったのですが、ネットの先人からアドバイスされた通りに頑張って"汚く"書いたら、露骨にPVが伸びるわけです」
「公にはされていないのですが、一昨年、『ブロゴス』の年間PV数ベスト10のうち7本がぼくの記事だった。貢献はできたと思うんですけどね。でも、そもそも品がないし、炎上系の人間でもないので、かなり無理をしすぎていた。だから騒動になったときも、『ですよね......。こんなのダメに決まってるでしょ』というのがぼくの率直な感想でした」
なんと、長谷川アナのブログが下品で攻撃的だったのは、上品で常識的な長谷川アナがネットの先人にアドバイスされて、無理してやっていただけだったって話なんですよ! 悪いのは全部ネットの先人! 長谷川アナは炎上系の人間でもないのに、よく頑張った!
......最近、長谷川アナが衆院選出馬会見の席上で「『レギュラー8本なめんなよ!』っていうのは、ひょっとしたら僕は書いてないかもしれません。ちょっと記憶にはないので」と言い放ったことも含めて、この人は常人離れした「忘れる才能」の持ち主なんじゃないかってボクには思えてきました。自覚はないみたいですけど、どう考えても炎上系の人間ですよ!
Written by 吉田豪
Photo by 魔法のように良く分かる「伝わるプレゼン」の教科書
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